18:一か八か ページ18
手紙の内容は実に簡潔だった。
治して貰えそうな病院があるって聞いたことと支援してくれる方のおかげで行けるようになったこと。手術後の予定などが書かれていた。
怒っているのではないか…、また会いに行っても忘れているのではないか…。そう思うと怖くてしかなかった。
会いに行くべきだろうか…。
元気にしているか確かめたい…。
もしかすると結婚しているかもしれない…。
不安が募るばかりだった。
忘れられているのでは?
ここまで考え出すと益々行きづらい…。
「あああ!!もう!!うじうじと考えてても仕方がない!!」
一か八か!!賭けだ賭け!!
そうじゃないと思って1歩を踏み出した。
37人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユリア(プロフ) - 霜月様、初めまして!お話読ませていただきました。主人公と太宰さんが別れたまま終わるかなーと思っていたのですが、ちゃんと再会できてよかったです! (2023年2月15日 13時) (レス) @page21 id: 4dc59746f6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:中二半の彼女は霜月さん | 作者ホームページ:
作成日時:2017年10月10日 22時