7:止まる ページ7
「じゃあ…なんだと思いますか?」
「そーですね…。」
みんな「うーん…」と唸って考えていた。すると太宰治が
「マフィア。」
「え?」
「マフィアだったりするかい?」
「何言ってるんですか?」
「太宰さん。泉杯さんですよ?そんな理由ないじゃないですか。」
「冗談だよ。冗談。」
「うそうそ」と言って笑う。
「公務員とか…。」
「飲食店とか?」
「谷崎潤一郎さん正解です。前はカフェで働いてました。」
嘘
その前は太宰治が言った通りマフィアだ。
人を殺めたりはしなかったが、マフィアはマフィアだ。
「言われてみればカフェとかにいそうですよね。」
「そうですわねー。」
それから話は前職から異能力に変わった。
「私の異能力ですか?」
「今後のためにも知っておきたい。」
「そうですね…氷の結界を作りあらゆる攻撃から守り封鎖し、味方のみその結界内で汚染や傷などを浄化する能力です。」
「防御系ってことか。」
「はい。ただし発動中自身は氷柱に閉じ込められ身動きが取れないと言うデメリットがあります。時間と範囲はあまり無いですが、広ければ広い程体力は奪われていきます。」
異能力名は
太宰治のように異能力の無効化は出来ないが毒性があるものは可能。
「凄いですね…。」
「そんなことないです…。」
すると谷崎潤一郎さんに電話が入り
「依頼だそうです。」
彼はそう言った。
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作者名:中二半の彼女は霜月さん | 作者ホームページ:
作成日時:2017年8月3日 0時