検索窓
今日:8 hit、昨日:1 hit、合計:34,031 hit

7:止まる ページ7

「じゃあ…なんだと思いますか?」

「そーですね…。」



みんな「うーん…」と唸って考えていた。すると太宰治が



「マフィア。」

「え?」

「マフィアだったりするかい?」

「何言ってるんですか?」

「太宰さん。泉杯さんですよ?そんな理由ないじゃないですか。」

「冗談だよ。冗談。」



「うそうそ」と言って笑う。


「公務員とか…。」

「飲食店とか?」

「谷崎潤一郎さん正解です。前はカフェで働いてました。」
















その前は太宰治が言った通りマフィアだ。





人を殺めたりはしなかったが、マフィアはマフィアだ。




「言われてみればカフェとかにいそうですよね。」

「そうですわねー。」



それから話は前職から異能力に変わった。



「私の異能力ですか?」

「今後のためにも知っておきたい。」

「そうですね…氷の結界を作りあらゆる攻撃から守り封鎖し、味方のみその結界内で汚染や傷などを浄化する能力です。」

「防御系ってことか。」

「はい。ただし発動中自身は氷柱に閉じ込められ身動きが取れないと言うデメリットがあります。時間と範囲はあまり無いですが、広ければ広い程体力は奪われていきます。」




異能力名は楽園(エデン)。沁み渡る力を広げてあらゆるものを浄化する。また、結界能力を持つ。覚醒の力『沁力』を利用すればあらゆるものを無効化する。



太宰治のように異能力の無効化は出来ないが毒性があるものは可能。





「凄いですね…。」

「そんなことないです…。」





すると谷崎潤一郎さんに電話が入り




「依頼だそうです。」




彼はそう言った。

8:距離→←6:合わない



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (31 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
92人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:中二半の彼女は霜月さん | 作者ホームページ:   
作成日時:2017年8月3日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。