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17:行き違い ページ17
時間の針をどんなに戻そうとしても戻らなくて、
これ以上何をすれば私は傷つかず傷つけず済むのか。
もう、傷つくところが無いほどお互い傷ついたじゃないか。
なのにいつまで傷つけ合えばいいのか。
君は私をどう思っているだろうか。
酷いやつ?
憎いやつ?
ないかもしれないが
好きなやつ?
目が覚めれば外は明るくなりかけていた。
「私はこのまま寝てしまったのか?」
隣のベッドにはぐっすりと規則正しい寝息をたてているA。
少しだけシャワーを浴びるとしよう。
「まだ、君が…Aが私のことが好きなら…私に希望と期待は持って良いのだろうか…。私にまだ…気持ちがあれば…の話だけど…。」
まっ…
「そんなこときっと無いけどね…。」
けど…
まさか聞かれてるなんて思ってもみなかった。
「…。」
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作者名:中二半の彼女は霜月さん | 作者ホームページ:
作成日時:2017年8月3日 0時