転校 30日目 ページ32
ジュン Side
放課後のレッスンのためと、おひいさんを待たせると後がめんどくさいんで早めに移動しようと思って廊下を歩いてると見慣れた人物が見えた
「(あれは…Aと誰すかね)」
移動のために動かしてた足を止めて少しだけ様子を伺ってるとAが後退りしてるのが見えた。話し相手ね片手にはカッターが握られてるのも見えた
嫌な予感がして俺が動き出したのと同時に相手が先に手を出した
あともう少しで着く時に、相手がAの頬を触ってるのに怒りが湧いた。うっとりした顔で触ってる相手を今すぐはっ倒したくなった
「A!!」
俺でも驚くくらいの声で2人の肩が震えるくらいの大きさだったらしい
Aの肩を俺の方に引っ張って相手を睨みつけると、青白い顔をしてすぐに帰ってった
俺はそんなのには目もくれず、すぐにAの安否を確認したくって仕方なかった
「大丈夫でした?何かされてません?」
そう問いかけても反応しないAに不安が高まって、衝動的に手を引っ張って学園内に戻った
「(レッスンに遅れてるけど、そこは事情を話してゆるしてもらうしかないすね)」
一応保健室に来て近くにあったベットに座らせて、救急セットを持ってきてAの前に座った
「何か変な事、されませんでした?」
俺がもう1回質問するとAは顔を上げて俺の方を向いてくれた。でも、嬉しくはなった
「どうしたんすか…?その傷……。もしかして、さっきの人にやられたんすか?」
『たぶん俺か遙のファンの子。俺の痛がる顔が見てみた食くってたぶんここまで着いてきたと思う』
いや、人の痛がる顔が見たいって、どんだけ悪趣味なんすかね
「染みますよぉ〜」
傷に消毒をして絆創膏も貼った。消毒が痛かったのかピクって反応してるのが可愛かった
『ありがと、さっちゃん(微笑)』
「どういたしまして。で?この事は遙さんは知ってるんですか?」
『知らないよ。だって今日の朝会ったばかりの人だったし…』
今日会ったばっかりの人にどうやったら怪我をさせられるのかを聞きたいところですけど、A達に関しては人気者ですからねぇ〜
「(なんで幼なじみの俺よりおひいさん達の方が知ってるのかが気になりますけどね)」
その後はAと分かれて不機嫌で待っているだろうおひいさんの居るレッスン室に向かって走った
100人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「あんスタ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
塩むすびしか勝たん((( - Seturiさん» あ゛り゛か゛と゛う゛こ゛さ゛い゛ま゛す゛(嬉し泣)男主しか書けない作者なんですが、ありがとうございます(2回目)ジュンくんは作者の推しだったので「書こう!」ってなりました(笑)更新頑張ります!! (2022年1月16日 7時) (レス) id: a5c311739b (このIDを非表示/違反報告)
Seturi(プロフ) - 初めまして!定期的にあんスタの男主物小説を漁ってる腐女子です。ジュンくんの!男主は!初めて見ました!!見つけた時悲鳴上げました!!興奮しすぎて…。ありがとうございます。小説書くのって大変だと思いますが、応援しております。頑張ってください!! (2022年1月16日 0時) (レス) id: 1b15544560 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:塩むすびしか勝たん((( | 作成日時:2022年1月10日 0時