私の恋は甘いお菓子の様ね【陰キャ組】 (ページ2)

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1話チョコレートページ2

Aside

あぁ…来てしまいました。

久しぶりに上品なお洋服を着て,雪の降った寒い日に此処に向かった。

普段は店の制服を着ている為とても動きづらく感じてしまいます

〝此処〟とは,「荘園」で…サバイバーとハンターに別れゲームをするそうです。

皆様と仲良くなれるか心配です…

あっ…戸の前で長々と考え事をしてしまいました
早く中に入って暖まりたいですね。溶けたチョコレートの様に

ｶﾞﾁｬｯ…ｷﾞｨｨｲ…

ドアが開く音が凄く大きい。まぁこれだけ大きい戸なら鳴るに決まってますが。

??「あっ…！皆さん！新サバイバーさんが来たなの！」

と小柄で可愛らしい女の子は大声で私の事を皆様に知らせた。
美しい女性からたくましそうな男性,沢山の人が集まってきた

今は奥にある食堂のようなところで食事をしていたようですね

『初めまして…A・ギモーヴと申します…洋菓子屋を経営しておりました。御迷惑をお掛けするかもしれませんがどうぞよろしくお願い致します。』

エマ「初めましてなの！私はエマ・ウッズ,庭師なの！…Aちゃん,とっても綺麗なお姉さんなの〜…!!!(´｡✪ω✪｡`)」

とキラキラした目で私を見つめてくるウッズさん。可愛い。可愛い。()

『有難う御座います。ウッズさんもとても可愛いですよ』

エマ「えへへ…嬉しいの…!!」
とにこにこと話していると,

???「ギモーヴさん…だったね？よろしくね。」

と目隠しをし,梟を肩に乗せている方が話しかけて来た

イライ「あぁ,僕はイライ・クラーク。占い師をやってるんだ。こっちは相棒のぽっぽちゃん。」

ぽっぽちゃん…!!可愛いお名前で…
それにしても不思議な方ですね…先程から私の事を知っていたかのような…

『クラークさん…ですね。よろしくお願い致します。』

後から聞くと,彼は〝天眼〟とやらを使えるようで,この荘園に向かっているとこを少し見た。と仰っていました

あら…後ろで隠れているのは誰でしょうか…
少し近付いて話しかけてみましょ
『…えっと…初めまして…！』
私がそう言うと,隠れている方は顔を青くして

????「は…はじめま…まして…」
ととても小さい声で身体を震えさせながら挨拶してきた

私と話すのが嫌なんでしょうか…
とりあえずお名前だけ聞いておきましょ

『A・ギモーヴ,洋菓子屋をやっていました。よろしくお願い致します…あっ…貴方は？』

そう聞くと

イソップ「あ…僕…は……イ…イソップ・カールです…納棺師…です…」

字数がァ