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旅行できる人羨ましい ページ5

21:00


登坂「白緑さん、そろそろ改札口に行きましょうか」

A「あっ大丈夫です、それに1人で行けます」

登坂「でもいいんですよ、俺がしたくてやってるんですから」

A「そうですか…それじゃあお言葉に甘えて」

暫く待ってると駅が来た
各々座って…

登坂「こんなこと聞くのもアレですが、白緑さんは今おいくつなんですか?」

A「27です、登坂さんは?」

登坂「えっ年下…」

A「ん、?」

登坂「あぁいえ俺は35です」

A「あっ年上…」

登坂「白緑さんのこと俺より若いなと思ってました笑」

A「いやいやこっちも思いましたよ!笑」

登坂「……あの名前で呼び合いませんか?名字で呼ばれるのなんか不思議で…笑」

A「確かにそうですね、じゃあえっと…」

広臣「俺のことは"広臣"もしくは"臣"でいいですよ」

A「じゃあ…広臣、さんで」

広臣「はい!じゃあ俺はAさんって呼びますね」



目的地に到着して電車から降りると、左側からサングラスを掛けた黒服の男性、スーツ姿の男性の声が聞こえてきた

男1「あー北海道のジャガバター美味かったなー、ねね七海もっかい行こうぜ」

ななみ、と呼ばれたその男が言った

男2「お一人でどうぞ」

男1「泣いても知らないよ?!僕1人で行ってくるからっ!」

男2「……」

男1「ちょーっとちょっとそこは止めるところだろって、七海ぃー」

どうやら北海道から帰ってきたばかりらしい、てか面白いなこの会話……いや自分盗み聞きはアカンでしょ

広臣「北海道に行ける人羨ましいな」

A「あはは確かに…」

ほんとにそうじゃん、ガチで最近旅行してないわ

偶然→←イケメンとの出会い



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作者名:ずらまい | 作成日時:2022年10月9日 22時

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