赤と白 3 【ヒロアカ】 (ページ38)

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《ﾋﾞｰ!! これにて仮免試験全工程終了となります！！》

あ、終わった

私たちは制服に着替えて外に出る

耳郎「こういう時間やだ…」

八百万「人事を尽くしたならきっと大丈夫ですわ」

轟「…」

『(…ｲﾗｯ)』

《合格点の方は五十音順で名前が載ってます。ご確認ください》

モニターに合格者の名前が載る

『……あった』

轟Aという名前が見つかるが

そのひとつ上に轟焦凍はなかった

『(自業自得)』

夜嵐「轟！！」

轟「…」

夜嵐「ごめん！！あんたが合格逃したのは俺のせいだ！ごめん！！」

朝と同じように頭を地面につけて謝る夜嵐

轟「よせよ、お前が直球でぶつけてきて気づけたこともあるから」

『(うざっ…………)』

バッカみたい

みんなして過去を見つめて

ああ、しよう、こうしようって改善していって

再び前を向く

バカじゃん

なんのためにすんの？

『(私は、私はそんな事しない)』

燈矢にぃを信じて待つ

それだけが今私のできること

＿あんたの目は轟焦凍と同じっす

気にするな

あんなの、

どうでもいい

《えーご確認しましたか？プリントを配ります。採点内容が詳しく記載されていますので目を通しておいてください》