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3日後
再び職員室には
問題児クラスとカルエゴが向き合っていた。
やはりそれを影から面白半分で覗いているほかの教師たち。
入間「約束の教員全員の許可者だ。確認してくれ」
カルエゴ「…あぁ、確かに教員36名分問題ない。」
入間「残りはあなたのサインだけだが、厳粛に評価してサインしないなんてことはありえない…だろ?」
カルエゴ「あぁ。他が揃っていれば私もサインする。」
よっしゃぁ!と喜ぶ問題児クラス。
カルエゴ「故に、サインはしない」
リード「えっ、なんで??」
カルエゴ「決まってる。足りないからだ。私は"教職員全員の許可書"がいると言ったはずだ。これは教員36名分。
しかし教職員には食堂従業員、売店員、清掃員、図書司書など全て含まれる。」
サブノック「なんだそれは!!」
リード「ずっる!」
認識の違いだ。だが、カルエゴはしっかりと教職員全員と言っていた。
カルエゴ「粛にに。粛にせよ。貴様らはいつもそうだ。物事を深くまで考えない。
面白そうだと簡単に手を出す。火をつかもうとする子供のようにだ。
貴様らが手を出しているのは業火だ。
この魔界の礎を築いた御方が遺した高貴な業火…
この学園が守ってきた尊き遺り火に触ろうというのなら私は学園の門番としてその首を噛みちぎる義務がある」
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作者名:+1 | 作成日時:2023年12月18日 22時