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Aside







イルマくんに連れてこられたのは
王の教室の前。


ジャズ「すげぇー」

エリザベッタ「こんな近くで見たの初めてだわ!」

リード「迫力ある〜」


扉には頑丈な鍵がしてあり、

絶対に開けてはならないという空気が伝わってくる。


入間「この前の生徒会、解散選挙。ロノウェに票を入れたヤツ手を上げろ」


手を挙げたのは6人。


入間「そっちは?」

カムイ「紳士はレディーファーストが基本ですから!無論会長に!」

サブノック「投票など!己より上の存在を選ぶ意味が分からぬ!」

アガレス「選挙って何?寝てた…」

『……投票してない、よ……』



正直な話、どっちが当選しても良かったのだ。

アメリ会長なら多分大丈夫だろうし
…ロノウェ?って人は…奇抜で面白い。


入間「そう。お前らは楽しいを好んだり自分の欲に忠実で他には興味がなかったりする。

そして、他と違うってことに一種の誇りを持っている。まるで……私欲にまみれた危険な悪魔、

"元祖返り"とやらの雛の集まりじゃないか」



その言葉にピリつくクラスメイト


私は普段と違うイルマくんにドキドキワクワクが止まらない。

彼についていくとどうなるんだろうか

そう考えたら、胸が高まる。



入間「そんなお前らに王の教室は魅力的なはずだ。だってそうだろ?絶対不可侵領域。

最高の価値を持つ汚してはならない魔王の遺物の教室をなんの興味もないお前たちが使うんだ。

これは楽しいだろう」

それに加えて、仮眠室や鍛錬所、
化粧室に高価なものも置いてあるらしい。



入間「どうせはみ出すなら思いっきり問題児(アブノーマル)でいこうぜ。まだ説得が必要か?」


ジャズ「…いや、十分だ。何をとりゃいい?」

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作者名:+1 | 作成日時:2023年12月18日 22時

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