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どこに行こうかな、とAは
ウォルターパークのマップをじっと見つめる
ジャズ「Aちゃんはどこ行きたい?」
ジャズは緊張しながらも
Aの隣に腰かけ、声をかける。
『…………わかんな、い……行ったこと、ないから』
ジャズ「怖いの平気?」
可愛いなぁ、とデレデレになるジャズに
少し呆れるリード。
リード「カチューシャとか絶対似合う」
ジャズ「うわ、いいじゃん。今なんのかぶりもんあんだろ……。Aちゃんは真っ白だからなんでも似合うだろーね」
ふわふわなAの髪の毛に
そっと触れて撫でるジャズに
Aは少し驚いた。
こうして触れられるのは少ないから。
耳だけ真っ赤になったAは
必死に家系能力で熱を逃がそうとする。
ジャズ「(…耳真っ赤、バレてないとでも思ってんのかな…かわい、)」
初めの頃より焦らなくなったジャズは
ここぞとばかりに距離を詰め、
Aに近づく。
リード「とりま絶叫コースターは乗ってみたら?そしたら怖いの平気かわかるし」
ジャズ「実物みてしんどかったら乗らなくてもいいからね」
『う、ん…?うん…』
リード「ジャジー、Aちゃんに、あっま…」
ガープ「好きだから仕方ないでござるよ」
リード「好きな子には甘くなっちゃうよね〜」
ジャズ「お前らまじで言うなって!!!Aちゃん、これは違っ…!」
Aの方を振り向いたジャズだったが
Aは入間宅のSD、オペラのしっぽを眺めていた。
リード「聞いてないwwwww」
ジャズ「…」
ガープ「そういう時もあるあるwwwww」
ジャズ「お前ら、まじで………!!」
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作者名:+1 | 作成日時:2023年12月18日 22時