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レイside






ノーマン達がロープを回収する数分前。





レイ「始めようぜ、薬剤のすり替え」

イザベラ「えぇ。」


俺たちは階段を上って薬剤をすり替えに行く。

A達は今、塀に向かって走っているはずだ。

レイ「(…おかしい)」



さっきからシスターの姿が見えない。

気のせいか?


どこで何してる?




イザベラ「排除したの。」

レイ「え?」

イザベラ「シスター・クローネは排除した。」



俺はそれを飲み込むのに少し時間がかかった。

けどすぐに理解して、階段を駆け上がる。
バン!と勢いよく扉を開けると
そこは、シスターが使っていた部屋だった場所。



イザベラ「要らなくなった。だから排除したの」


俺の肩に手を置いて優しく囁くママ



イザベラ「あなたもよ」

レイ「は?」

イザベラ「取り引きは今この時をもっておしまい。」

レイ「俺も、クビ?なんで!?ママには俺が必要だろ!?ママは俺を使って、あくまで水面下…

間接的にあいつらを制御したいはずだ!」

イザベラ「その通りよ」

レイ「俺は上手くやってた!ママにとって…」


イザベラ「そう。だからそばに置いてたわ。

たとえ嘘つきの裏切り者でも」



ああ、そうだ。


レイ「それでも、問題ないはずだろ!?俺が使えれば!!」

怪しまれようとバレてはいないし
たとえバレていたって問題ないんだ。

俺が使えれば、俺を含めて制御できていれば!!


イザベラ「えぇ。でも仕方が無いの。事情が変わったのよ」


事情…?


イザベラ「ここからは私ひとりで制御する。

ごめんねレイ。私がこれからすることを許してね」


レイ「ママ!」



ママは俺を投げ飛ばして部屋に閉じ込めた。




レイ「くそっ…!!」


最悪だ、シスターを排除?

俺も用済み!?

下見も気づかれた。

何回か扉を蹴るがなかなか開かない。



レイ「出ないと、」


もう一度強く蹴り飛ばそうとすると、


同時に扉が開く。



レイ「え?」

ドン「え?」


レイ「悪ぃ!」

ドン「それよりレイ!」

レイ「あぁ、下見強行だ!ママを止めるぞ!!」

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レアン(プロフ) - すっごく面白かった!まだまだ書いてほしい! (12月23日 2時) (レス) id: 3081bc0ac9 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - すごく面白いです!タイプすぎます!!!これからも更新待ってます!頑張って下さい(((o(*゚▽゚*)o)))♡ (11月20日 7時) (レス) @page40 id: 54ebdb314d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:+1 | 作成日時:2023年11月7日 21時

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