白羽の矢が立つ【呪術廻戦】 (ページ6)

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伏黒「中身は！？」

虎杖「だぁから先輩が持ってるって！！」

伏黒「そいつの家は！？」

虎杖「知らねぇよ。確か泉区の方………あ？」

伏黒「なんだ」

虎杖「そういや今日の夜学校でアレの御札剥すって言ってたな」

首元を擦りながらそう言った虎杖。
伏黒は目を見開き、少し固まる

虎杖「え…もしかしてやばい？」

伏黒「やばいなんてもんじゃない。＿＿ソイツ死ぬぞ」

2人は急いで病院を出た。

虎杖は伏黒のスピードに合わせて走る。

一応虎杖の方が速いので。

虎杖「御札ってそんな簡単に取れんの？」

伏黒「いや呪力のない人間にはまず無理だ！普通はな！今回のは中のモノが強すぎる！封印も年代物、紙切れ同然だ！」

虎杖「…」

虎杖悠仁は伏黒の言うことがいまいちわかっていなかった。否、理解はしているものの呪いがピンと来ていない。

内心、ただの痛いヤツだったらどうしようと思うくらいに。

しかしそんな考えも一気に変わる。

学校に着くと虎杖は瞬時に悟った。

学校から感じる圧(プレッシャー)を。

伏黒「お前はここにいろ。部室はどこだ」

虎杖「待てよ！俺も行く！やばいんだろ！？二月やそこらの付き合いだけど友達なんだ！放っとけねぇって」

伏黒「ここにいろ」

そう言って伏黒は走って校舎に入っていった。

虎杖は動けなかった＿＿＿