白羽の矢が立つ【呪術廻戦】 (ページ16)

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五条「もっしかして〜2人はカップル…」

『違う』

五条「あ、そうなの？」

虎杖「あー、俺たち、幼馴染だよ。ね、A」

『うん』

仲良く手を繋ぐ2人に五条はなんとも微妙な顔をした。

つまらない、そしておかしいだろその距離…と。

五条「そうそう、今日中に荷物まとめといて」

虎杖「どっか行くの？」

伏黒「東京」

虎杖「うお！伏黒！」

後ろから声をかけられ驚く虎杖

伏黒「ん、なんでA？お前任務は？」

『ソッコー』

伏黒「で、終わらせてきたと。でももう帰るぞ」

知ってると頷いたAに伏黒は
こいつの行動力すげぇなと謎に感心した。

虎杖「元気そうじゃん！」

伏黒「包帯見てそう思うか？オマエはこれから俺らと同じ呪術師の学校に転校するんだ」

虎杖とAが手を繋いでるところを見て伏黒は
ムカつきながらもこれからのことを話した。

彼らが通っている学校は

東京都立呪術高等専門学校

日本に2校しかない呪術教育機関の1校

表向きには私立の宗教系学校とされている。

多くの呪術師が卒業後もここを起点に活動しており

教育のみならず任務の斡旋、サポートも行っている。

呪術界の要なのだ。

五条「因みに1年生は君で4人目」

虎杖「少なっ！！」