30 最終話 ページ30
五条side
五条「パンダたちは?」
夏油「仲良く任務に行ったよ。恵は?」
五条「1年の教室で待機。新しい子連れてくるから待っててって言ったよ」
にしてもまだ5月なのに暑い…
五条「俺らのこの真っ黒な服、真っ白にならないかな」
夏油「やってみる?」
五条「血だらけになったら終わりじゃん」
夏油「嫌味なら殺すけど」
五条「怖…」
吹っ切れたのか
傑は非術師を猿呼ばわりするし
(別に俺はいいと思ってる)
俺にもより遠慮が無くなった
(それは嬉しい)
まぁでも、真希に対してちょっと当たりが強いけど
彼女の場合、家柄的に無理だと言っていられない。
傑もそこはわかるみたいでほかの非術師と比べると優しい方だ。
よく担任できるよな
2人で高専前で待つこと数分
小さい足音が聞こえ、振り向くと
五条「_______え」
夏油「彼女か、新しい子は。」
そんなはずがない
でも、俺の眼と魂が
否定を許してくれない。
俺はソレに従って
彼女の方へ駆け出した
傑の停止の声も聞き入れずに。
五条「…Aッ…!」
って、あれ?
五条「す、進めない…」
夏油「悟!何してるんだ。君が"新しい子"だよね?」
小さく頷いた"新しい子"
いやそんなことより、俺はここから進めないんだけど
五条「ちょ、術式解いて!」
夏油「え、使ってるの?」
ふっと術式が解かれて
俺は思いっきり前に転倒。
彼女の術式は"矢印"
ベクトルを操作する能力。
そんなこと、今はどうでもいいんだ
夏油「…何してるの、悟…」
五条「なぁ、おい、なんでここに…!
資料からは分からなかった
彼女の微かに香る愛しい匂いと、感じる
『___久しぶり五条、夏油。硝子は元気?』
なんで生きてるのか、
それは多分俺の頭じゃ理解できないこと。
そうだとしても
俺はただ、彼女がこれからここで生きることに
笑顔で返事をする。
彼女の名前は、AA。
時間と命の引き換えに、
彼女は幸せを届けに来た_____。
END
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すいさい - 天才か?天才なのか?天才だ!!!!!!!!!えっえっやばすぎる本当に見るの5周目くらいなんですけど???もーーーーほんっっっっっとにすき愛してる🤞🤞🤞 (3月23日 11時) (レス) @page33 id: 1925796cc2 (このIDを非表示/違反報告)
わっぱみがき#上弦の弐#万世極楽教#絶賛教祖中 - この作品なら全米が泣いたって言葉をキャッチフレーズにしても信憑性ありそう (11月11日 12時) (レス) @page33 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
さてゃ - 前作から愛読させて頂いてました‼︎お話の作りや世界観が大好きで毎日更新してないか見に来てたぐらいです笑 素敵な作品、ありがとうございました!! (9月2日 6時) (レス) id: e6ff0a678d (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - とても素敵な作品をありがとうございます!次の作品も楽しみにしています、! (9月1日 15時) (レス) @page31 id: 675afff843 (このIDを非表示/違反報告)
もやし(プロフ) - 素敵な作品をありがとうございました!! (9月1日 14時) (レス) @page31 id: cc9fe59f17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:+1 | 作成日時:2023年8月2日 23時