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自販機でコーラを買って
途中硝子を拾い、五条の顔面にぶちまけることに成功。
術式を使っていないのは
私たちを信用している証拠、そしてまだ彼が最強では無いということを表していた




___もう戻ったの?怒った悟と一緒に出ていっちゃったのか






___あれ、灰原と七海は?







少しずつ顔色が悪くなっていく夏油に
私は灰原と七海を教室に返した
多分2人は夏油の様子に気づいていないと思う

私は切羽詰まった顔をする夏油に術式を2度使った。
夏油自身の時間だけ、五条の出ていく時間まで巻き戻し、その後また直ぐに夏油自身を元の時間に戻した


あの様子だと違和感が残っているだろう


でも今は五条と硝子と楽しそうに話している



私は何がなんでも夏油の離反を止めなければならない。五条のためは私のためなのだ


これは私だけの任務のようなもの

過去(みらい)を変えられなければ、
私が過去に戻ってきた意味がなくなる


私の術式は"時間操術"

あらゆる時間を操れる
時計を止めたり進めたり戻したりする感覚なため範囲に限界はない

しかし過去に戻り少しでも過去(みらい)を変えると代償に戻る前と同じ日になった時、



『…(私は死ぬんだ。)』


それでもいい

死んでも私は過去(みらい)を変えて
五条に幸せになって欲しい

そこに、私が居なくても。

ただ、唯一気がかりなのは

私にずっと深い呪いがかかっているということ。
いやこれが呪いなのかは私も分からない。
今生きているこの界隈でいうと"呪い"みたいなものなのだ。

五条に認識されていないということは呪いでは無いのだろうけど、呪いと言った方が説明がしやすいほどにその言葉はピッタリだ。


何度も何度もしたくも無い自 殺で死んできた。
神様のような、わけも分からないソイツは

私の魂をこの世界に縛り付けている。
自 殺で死ぬ度に私は何度も魂が適した体に入り、現世を生きてさまよっている。

"呪い"と思っているのはソレじゃないんだ。
現世を何度も生きるのは大したことじゃない。私だけが我慢すればいい。


自 殺で枷となるものはもう1つ


私が死ぬと私と1番深く関わった人間のみが、
これまでの過去や未来、私の考えていたこと全てを理解するのだ。
私がどんな気持ちで五条のために過去へ戻ったのか、





五条「A〜、これから4人で任務だってよ」






理解するのは、きっと_______









……To be continued

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+1(プロフ) - ふぇがさりさん» コメントありがとうございます。惹き込まれるなんて素敵な言葉、とても嬉しく思います。応援よろしくお願いします。 (7月30日 21時) (レス) id: c0149b08f5 (このIDを非表示/違反報告)
ふぇがさり(プロフ) - とても素敵な作品でした!今まで見た作品の中で、失礼なお話ですが惹き込まれる物でした。素敵な作品をありがとうございます (7月30日 1時) (レス) @page37 id: 2f6a1b36e1 (このIDを非表示/違反報告)
+1(プロフ) - 抹茶さん» コメントありがとうございます。内容を褒めていただいてとても嬉しいです!応援よろしくお願いします。 (7月29日 9時) (レス) id: c0149b08f5 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - お話の内容凄く面白いです!もっとのびるべき!!! (7月27日 14時) (レス) @page33 id: b597f5ebd3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:+1 | 作成日時:2023年7月8日 15時

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