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『任務を全く受けず、海外をフラフラしてるろくでなしの貴女がなんの用もなしに声はかけないですよね』
九十九「……高専ってひねくれた子多いよねー」
『早く本題に入ってください』
九十九「雰囲気変わったね、前はもう少し判断力がなかったと思うけど」
『そういう話するなら失礼します』
九十九「ごめんごめん、ただ……前会った時と全然違うから誰かなって思って」
『"現時点"最強の女は、そういうこともわかるんですか』
九十九「おっ、やっぱり千歳Aさんじゃないよね」
『…』
九十九「当たりでしょ？」
『半分間違ってます』
嘘じゃん、と言われるが本当だ。
九十九「正解は？」
『……なんでそれをアンタに言わなきゃいけないんですか』
九十九「冷たっ！……魂と身体にツギハギがあるって言われない？」
『それは前と会った時と違うところって言いたいんですか』
九十九「いーや、前からずっとだよ」
まぁ、それはそうだ。
この体は私の魂に合う人間だから。
死んで魂だけがこの体に入った。
だからこの身体の生まれた時の様子なんて知らないし経験していない。
ツギハギがあるのは至極当たり前。
ただ、私は未来から来たから中身は高校三年生だ。
私は全てが私ではない。
純粋では無い
『私は私ですけど、私でもないんです』
九十九「哲学っぽいね」
『哲学だったらもっと楽ですよ。』
九十九「なるほど」
この人と話していても生産性がない
もう失礼しよう。
私は立ち上がって去ろうとすると
九十九「君は家のやり方に文句はないのかな？」
『この家に生まれた、それが今世の私の原罪です。私は死ぬまで
九十九「…なるほど、千歳さんはそう言い訳をして大切なことから逃げてるわけだ。」
ｶﾞﾝｯ!!と思わず窓ガラスを殴って粉々にしてしまった。
九十九「言い過ぎた」
失礼します、と言って任務に赴いた
九十九「…あ、好みの男答えてもらってない」
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＋1(プロフ) - ふぇがさりさん» コメントありがとうございます。惹き込まれるなんて素敵な言葉、とても嬉しく思います。応援よろしくお願いします。 (7月30日 21時) (
レス) id: c0149b08f5 (このIDを非表示/違反報告)
ふぇがさり(プロフ) - とても素敵な作品でした！今まで見た作品の中で、失礼なお話ですが惹き込まれる物でした。素敵な作品をありがとうございます (7月30日 1時) (レス) @page37 id: 2f6a1b36e1 (このIDを非表示/違反報告)
＋1(プロフ) - 抹茶さん» コメントありがとうございます。内容を褒めていただいてとても嬉しいです！応援よろしくお願いします。 (7月29日 9時) (レス) id: c0149b08f5 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - お話の内容凄く面白いです!もっとのびるべき!!! (7月27日 14時) (レス) @page33 id: b597f5ebd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＋1
| 作成日時：2023年7月8日 15時
