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「……先生、私は友人を殺さないといけないんですか」
「わかっていたか」
「私の家は、呪詛師を相手にする任務を請け負うことが多いので。
✕✕✕は私の友達です。
ソレを知って未練を断ち切り、友達を殺せなきゃ…
私に未来はありません。」
「…どうしてそこまであの家にこだわる」
「あの家に生まれたからです。1度罪を犯したら、逃げるなんてこと…出来ない。してはいけない。」
「A、お前は____」
「✕✕✕の件、私がやります。私のためにも、そして…五条のためにも。」
私は、未来から来た異邦人のような存在。
未来はクソ喰らえだ。
誰も心の底から笑っていない
彼と関わった人間は、全員クソみたいな表情をしていた。
それは多分、私も。
だから私は戻ってきた。
私に夏油は殺せないし、でも私にはあの家にしがみついていないといけない理由がある。
でもそれは建前だ。いや、本心ではあるが…それ以上に戻ってきたのは
____ならせめて、戻ったら俺に言えよ
本当はただ、五条に笑っていて欲しい。
幸せでいて欲しい。
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+1(プロフ) - ふぇがさりさん» コメントありがとうございます。惹き込まれるなんて素敵な言葉、とても嬉しく思います。応援よろしくお願いします。 (7月30日 21時) (レス) id: c0149b08f5 (このIDを非表示/違反報告)
ふぇがさり(プロフ) - とても素敵な作品でした!今まで見た作品の中で、失礼なお話ですが惹き込まれる物でした。素敵な作品をありがとうございます (7月30日 1時) (レス) @page37 id: 2f6a1b36e1 (このIDを非表示/違反報告)
+1(プロフ) - 抹茶さん» コメントありがとうございます。内容を褒めていただいてとても嬉しいです!応援よろしくお願いします。 (7月29日 9時) (レス) id: c0149b08f5 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - お話の内容凄く面白いです!もっとのびるべき!!! (7月27日 14時) (レス) @page33 id: b597f5ebd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:+1 | 作成日時:2023年7月8日 15時