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『鷹くん、ママのところ行こっか』

鹿島くんの大きな声で

起きちゃったのか、拓馬と数馬が目を覚ます



拓馬「…りゅぅ…?こたろ、?」

『大丈夫だよ。2人とも自分で歩ける?』

数馬「うん…」


2人を下ろして


歩き出した。



職員室について

挨拶をして入る。


『狼谷先生、』

狼谷「なになに、どうしたの?」

『ベビーシッター部の鹿島くんが__』





──────



──────────




─────────────────





事情を話し終わると

ママが近づいてきた。


狸塚「A?帰ってないの?」

『あー…鹿島くんと狼谷くんがちょっとね。後で話すよ。それよりお仕事は?』

狸塚「終わったよ。車で一緒に帰ろっか」

『うん。2人とも良かったね、』

拓馬「くるま!かずま、いこっ!」

数馬「かずま、いく…!」

2人は仲良く手を繋いで


『鷹くん、お兄ちゃんのこと待てる?』

鷹「おで、おれ まてるぞ!」

『そっか。』


鷹くんにまたねと言って

私たちは職員室から出ていく



狸塚「A、」

『ん、どうしたの?』

狸塚「何があったかは分からないけど、誰か心配してるの?」

『……鹿島くんの弟くんが熱出したみたいで…。大丈夫かなぁって』


狸塚「きっと大丈夫!Aだって拓馬が熱出した時大泣きしてたでしょ」

『そっ…!それは、結構前の話…もっと拓馬が小さい時だよ…』

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作者名:+1 | 作成日時:2023年3月20日 22時

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