第零話 ページ1
皆さんはじめまして！
葉室Aです！えーと…ここ何処でしょう？
ん？何？迷子？私が？
ハッハッハッ……おいこらお前ちょっとこっち来い。
ん？なーんにもしないヨォ？(黒笑)
……大変お見苦しいところをお見せしました…
えーと…私は死んだんです…あ“ぁ？何？
こいつ頭おかしいって？ちょ〜っとこっちにおいで？
なーんにもしないからぁ！(黒笑part2)
……反省しないなぁ…私。話題転換しよう。
自分が惨めになる。
私が死ぬ4年前、人生の価値観を変えてくれた
恩師と出会った。柊一颯こと、一颯先生。
私達を人質に取って…いや、
授業をした。
3年A組は他のクラスと違うところがある。
『1人、クラスメイトを失ったこと』
景山澪奈…私と仲が良かった。
でも澪奈は自ら死んでしまった。
原因はSNS マインドボイス、通称マイボイ。水泳部
期待のエースでありオリンピックにも出場が
期待されているほどの実力を持つ選手だったが、
自身がドーピングしていると思われる動画が拡散され誹謗中傷を受けた。澪奈は耐え切れなかった。
SNSでの誹謗中傷、そしてクラスメイトからの
いじめ。
私も、いじめを庇ったことでいじめ対象と
なってしまった。
さらに、マイボイでフェイク動画が流され、
根も葉もないことを言われて、澪奈が死んで……
私は引き籠るようになった。
そんな時、一颯先生から電話がきた。
『明日必ず来い』
私は嫌だった。
いじめられるのは目に見えているから。
でも、何回もかかってきて根性負けしてしまった。
けど、今では感謝してる。
私に来い、と言っていたのは人質に取って、
私達に生きていく上で大切なことを教える為。
前を向いて生きようって思うことができた。
で、コレだよ。電車のホームでドンっ！
私全然人生楽しんでない！
誰だよ私を落としたやつ！！恨む！
んで？ここ何処だよ！
見たところ、長閑な田舎な村？
私は和風な服着てて刀がある…は！？刀！？
というか、お面付けてるし…服には…えーと…？
『滅』！？え！？何これ怖い。
あ、
「ここ何処ですか？」
やっぱり人に聞くのが1番だよね。
「ん？ここは〇〇村だよ」
私、知らない。そんな村。
「えーと、他にも聞きたいことが…」
「なら、甘味処で」
カンミドコロ？
聞くところによると今は大正時代らしい
１つ言わせて？
「馬鹿やろぉぉぉお！！！」
葉室A、鬼滅の刃にトリップしました
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作者名：笑舞 | 作成日時：2020年1月5日 12時
