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77.聖騎士グリアモール ページ40

ゴロ…

ポタ

貴女「雨だわ…」

ホーク「どうりで冷えると思ったぜ。二人とも、寒くねーか?」

エリ「ええ少し…でも平気…」

エリザベスは、まだうずくまっていた。

とんとことんとんっ

とむっ

そして、ホークがエリザベスと引っ付くよう座った(?)。

エリ「ホークちゃん、あったかいね…」

ホーク「フ…惚れんなよ?」

エリ「あの…姉様…」

貴女「なにかしら?」

エリ「姉様は…メリオダス様のこと…どう思ってるんですか?」

貴女「メリオダス…?うーん…いざというとき便りになる騎士…?尊敬してる騎士よ」

私の護衛だし…

エリ「そうじゃなくて…男性としては…?」

貴女「は…?」

男性として……考えたこと…なかった……けど

貴女「………私は……メ ?「見つけた!!!」!?」

エリ・ホーク「!!?」ビクッ

町の人「私はウソなどついていない!!ほ…本当に見つけたんだ、信じてくれ!!」

《ざわっざわ…》

聖騎士「騒ぎを聞いて駆けつけてみれば」ズシャッ

聖騎士「手配犯はどこだ?」

下を見ると、馬に乗った聖騎士がいた。

町男「だから声をかけた途端逃げだして…信じてくだせぇ、聖騎士様!!」

ホーク「あ…ありゃ聖騎士!?プゴッ」

エリ「…まさか、グリアモール」

貴女「間違いないわ…つまり…」

あの娘もいるということ…

聖騎士(グリアモール)「一つたしかなことは、この俺に無駄手間をとらせたことだな」

町男「そ…そんな…」

ガキッ

町男「な!?見つけたら兵役と税を免除すると…」

グリアモール(グリ)「だが、それが虚偽の報告の場合――厳罰として処刑する…!!」ズシ…

町女「あ…あなた!!」

町男「そ…そんな…やめ…」

ホーク「まさかここで処刑をおっぱじめる気じゃ」

貴女「まずい…」

私が塔から飛び降りようとした瞬間、

バッ

エリ「やめなさーーーーーーーーーーい!!!」ザアァァァァァァッ

エリザベスが排水管を使って滑り降りた。

78.リオネス王国第三王女ベロニカ→←76.手配書



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作者名:シルネ | 作成日時:2017年9月10日 20時

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