場違いですみません【ツイステ】

1話 ページ2

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ユラユラ揺れる棺の中
本来なら男子校である筈の式典服を見に纏い
彼等と正反対の黒の基本としたメイクをする




揺られながら黒い馬が引く馬車が止まり
自分の意識が覚醒したころには




「.....来ちゃったなぁ...」






目の前に広がるのは自分と同じ格好の男子達
友人同士で来た人はその場で再会を喜び
1人で入学した人は静かに棺の側に立ち目の前にある
扉を見つめている





賑やかな声の中ローブを深く被り直す




「あ....あの..！」



後ろから肩を叩かれて振り返ると女の子....いやここ
男子校だわ

自分みたいなイレギュラーが何人もいてたまるか



「どうかしましたか？」



「この後ってどうすればいいかとか..」




「入学式は先輩の引率で行くと思うよ
列ができる筈だからそこに並べば大丈夫って僕は聞いてるけど...不安だよね」



初めてみたよ、美少女顔の美少年ってやつ
あの顔でワンピースとか着てたらナンパされまくりだろうなぁ



など失礼なこと思いつつ
世間話をしていれば先輩の声が響く


美少女、名前をエペル・フェルミエくん
2人で隣りに並び先輩の引率で噂に聞いた
闇の鏡の前までいく





黒いローブを纏った先輩達・先生方
そして何故かいない学園長




そして始まる入学式、いやそれでいいんかい
と突っ込んだの私だけ？






今回の新入生は200人くらい...それ全員の組み分けみるのしんどい...



しかもエペルくん気づいたらいないし




闇の鏡 A・クロード



おっと、呼ばれちゃったよ

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