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倉庫、だと思う。
出口はどっちだろう。
そうだ、俺はここに閉じ込められた。
さっき蹴られた傷が痛む。
「ごめんなさい！やだ！やだ！」
「黙れ！うるさいガキ！」
お兄ちゃんとお父さんの声。
そしてなにかが崩れ落ちる大きな音。
真っ暗な闇の中でそれはより大きく響く。
「聞きたくない…」
俺は一人呟いた。
また大きな音がして…気づいたら違う場所。
後ろで手が縛られている。
ひたすら殴られて蹴られるしかない俺。
なにを言われているのかももうよくわからない。
ただ、怒鳴られている。
「聞きたくない…」
強い痛みとともに…ここはお風呂場。
蓋ギリギリまで張られた水の中に突っ込まれる。
蓋をされて、電気を消されて真っ暗。
少しの隙間から息を吸おうにも出来ず、
ほぼ溺れている状態。
なんとか蓋を持ち上げたが、
激しい吐き気がこみ上げてきて…意識が覚醒した。
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奏月聖夏(プロフ) - ありがとうございます。また、投稿することがあれば是非読んでください。 (2017年12月31日 9時) (
レス) id: 2c6cd7e724 (このIDを非表示/違反報告)
もー - すごい！続編楽しみにしてます！ (2017年12月30日 17時) (レス) id: 6fb8fb0ba0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏月聖夏 | 作成日時：2017年12月25日 22時
