検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:554 hit

12 ページ13

.






女の子の指さした先には、木の幹の少し高いところに蠢く






「瑠璃丸!!!!」





「テメェら絶対逃がすんじゃねぇよ!」






黄金のカブト目掛けて一斉に走り出す





が、






「あ」






物凄い物音と砂埃で瑠璃丸はその幹から飛び立った






「あー!!!!!!」





「お」






瑠璃丸は女の子の麦わら帽子で羽を休めた






「神楽、お前動くんじゃねぇよ…これで俺たちも家賃滞納生活からおさらばだ!!!」






「待て万事屋!!それは将軍のペットで!!」






「じゃあ俺が捕まえたらその報酬の6割よこせよ」





「なんでそーなんだよ!!だから言いたくなかったんだよ近藤さん!」





「ちょっとまって!総悟が見当たらないんだけど!」






何がなんだか収拾がつかなくなってきた





瑠璃丸は土方さん達に任せるとして、私は総悟を探そう






「あいつ…何考えてんのよ…っ」






反対方向へと駆ける私の後ろ姿を、





彼が見つめていたのには気が付かない

13→←11



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 坂田銀時
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ハル | 作成日時:2019年8月16日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。