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「いらっしゃいませ、どうぞ上がってください」






春のある昼下がり





暖かい日差しにうつつを抜かしそうになる今日この頃





窓から差し込む光を浴びながら、社長椅子に座り机に頰杖をつき





ガツッ







顔面が机にめり込む







「うつつを抜かしそうってか抜かしてんじゃねーか!」






「あ?うるせぇんだよ眼鏡。今何時だと思ってやがる。叩き起こしやがって」






「もう昼過ぎだわ。はぁ、お客さんきましたよ。すみませんね」







新八はそういって、数歩遅れて客間に入ってきた女性をソファへと座らせる






「こんにちは、万事屋さん」







銀時は目を疑った






目も疑ったし、鼻の下も緩んだ





黒く艶やかな長髪に白い肌、端正な顔立ちそして、







「そのおっPい、何カップで」「テメェは馬鹿か!」「ッてえ!!」







新八の蹴りが天パの銀髪にヒットする







「ふふっ、万事屋さんは仲がよろしいのですね」






女が鈴の音のようにころころと笑った





その女の笑顔に、男は鼻の下を緩める







「だらしないアルな、まじきもいアル」






そんな男の緩んだ鼻を引き締めるかのように、頭にお団子髪飾りを携えた少女が


鼻フックを見舞う







「いってぇな!どいつもこいつも俺のことなんだと思ってやがる!上司だぞこの野郎!」






「あんたを上司だと思ったことは一度もねーわ!給料払わねぇし!」






「ほんとネ。おまえなんて社会のゴミアル」





「あー!もうおまえらほんっとなんなの!わぁーたよ、仕事すりゃいんだろ、仕事すりゃ」







そういって銀時は頭を掻きながら、女の向かいへどっかり座った







「仕事するのは当たり前ネ、給料寄越せって言ってんダヨ」






「まだそのくだり終わってなかったのかよ!!」






「あー、わかりました!この話やめましょうもう!」







「はい、じゃあ読者のみんな、次クリックしてね」






「世界観壊すのやめてもらっていいですか…」

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作者名:ハル | 作成日時:2019年8月16日 21時

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