検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:56,558 hit

第6Q 「実力」 "★" ページ8

言いたいことを
一通り彼等に伝えた
僕は深呼吸をする。

赤「…ほう、
そこまで言うなら楽しみだ。」

?「なんなのだよ…」

?「捻り潰せばいいんでしょ〜?」

手に熊のぬいぐるみを持っているヤツと
まいう棒を食べているヤツ。

そんな大口叩いてられんのも、
今のうちだよ。

貴「5対1でいいでしょ?」

?「なっ…貴様、ふざけているのか?」

赤「真太郎、彼女の言う通りにしよう。
彼女の実力を知りたい。」

そうして僕とキセキの世代の
バスケ対決が始まった。







黄「な、なんなん、スかっ…」

青「ハァッ…追いつけ、ねぇっ…」

貴「もう息切れ?」

床に尻餅をつく2人にそう吐き捨てる。
まだ始まったばっかじゃん、
つまんねーな。
暇潰しにもならなかったし。

周りを見渡すと、
他の3人も同じように座り込んでいた。

赤「…」

赤司がフラフラと立ち上がり、
近づいてきた。

赤「ぜひ、帝光バスケ部に
入部してくれ。」

緑「赤司…!」

赤「皆も彼女の実力はわかっただろう。
帝光バスケ部には彼女の力が必要だ。」

そう言うと赤司は手を差し出してきた。

握手?
仲間のしるしーってか?
気持ち悪い。

赤司の手を払おうとした、その時。

バンッ。

勢いよく体育館の扉が開き、
息を切らしたさつきが
こちらに顔を向けていた。

桃「Aちゃん!」

さつきは僕の名前を叫ぶと
僕と赤司の側に駆け寄ってきた。

赤「桃井、ちょうど良かった。
たった今、
マネージャーが増えたところだ。」

桃「えっ、Aちゃんが…!?」

さつきは驚いた顔をしてこちらを見る。

貴「うん、宜しくね。」

僕は彼女に微笑み返した。

桃「本当に、いいの?
どうやって皆を説得したの…?」

嬉しそうな、
でも悲しそうな顔をしながら
僕に問いかけてくる。

貴「色々あったの。
後で全部話すね。」

大丈夫、さつきのことは僕が守るよ。
虐めなんて絶対許さない。
白石、キセキの世代、覚悟しとけよ。

体育館を出る前に赤司?に
この言葉を吐き捨てた。

貴「私、協定から許可貰ってるので
選手としても動きます。
スタメンの座奪ってしまったら
ごめんなさい?」


って、ね、




その次の日から
白石の虐めのターゲットは
さつきから僕に変わった。

第7Q 「知ってるよ」 "☆"→←第5Q 「勝負?」 "☆"



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (39 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
104人がお気に入り
設定タグ:黒子のバスケ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Kirisaki@黛征羅(プロフ) - 檸檬さん» 続きはURLの所なので、移動していただけると嬉しいです。 (2017年4月29日 20時) (レス) id: f984115296 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - とっても面白いです!更新頑張ってください! (2017年4月29日 20時) (レス) id: 35dab050b5 (このIDを非表示/違反報告)
Kirisaki@黛征羅(プロフ) - ゆりゆり@抑圧錯乱ガールさん» ありがとうございます!これからも、よろしくお願いします。 (2017年4月16日 16時) (レス) id: f984115296 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりゆり@抑圧錯乱ガール(プロフ) - 更新、頑張ってください! (2017年4月16日 12時) (レス) id: d2be1b6668 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:kirisaki@黛征羅 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年4月6日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。