She is loved by him.

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北人side









Aが帰って行った後俺はベッドに蹲っていた









(まだAの匂いがする…)









ベッドの匂いを嗅げばほんのり香るAの
甘い匂い









(今すぐ抱きしめたいのにな〜…今、何してるんだろう)









気になった俺はパソコンの前へ座りAの
家の監視カメラを確認した









『いた…』









リビングには誰かと電話しているAが
いた









時折声が聞こえてくる









A「6時…？…じゃあ、……きてね」









どうやら誰かがAの家に来るらしい









男？女？









俺は真相を探るべく6時になるまでAの
様子をずっと見ていた









6時







？「お邪魔しまーす」

A「どうぞどうぞ〜」









じっと画面を見つめるとリビングに入って来たのは









『……は？』









長谷川慎だった









(なんで？なんで男といるの？なんで？ねぇなんで？)









俺は見てられなくてパソコンをバタンと閉じた









そして俺は気分を晴らすためスマホを手に取り
写真のフォルダから昨日撮ったAの裸の
写真を見つめた









『あぁ…可愛い』









夢のようなひと時は本当にすぐ終わるんだな







『あぁっ…A…』









俺は1人Aの写真を見つめながら自分を慰めた









午前0時になる直前









俺は風呂から上がりまたパソコンの前へ来た









(流石にアイツは帰ってるよな？)









そんな思いも含めて俺はパソコンを開いた









そして見たのは









“あ…っ//”









『……え？』









AとAの可愛い声と









慎「A、俺のことっ…好き？」









“アイツ”だった









『は…何してんの…っ』









(俺の…俺のっ俺の可愛いAに何してくれてんの？)









しかもなんであいつらヤってんの？









(まさか付き合った？)








俺のAが？コイツと？









『なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで…っ！！』









なんで俺じゃないんだよ








『クソ野郎…クソ野郎っ！！』









俺は怒りに任せて壁を殴りまくる









『アイツ…っ‼殺してやる…殺してやるよ…っ‼』









俺の怒りの矛先は長谷川慎へ向いていった

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