性格正反対な妹！？【文スト】

第三十四話　漆黒 ページ25

『嫌入らないから』

　 それと同時に足音がする

「その通りです、僕一人じゃなくてよかったですよ突っ込みが」

「安吾も来たんだね」

「太宰その続きはなんだ？」

「そうそう蛞蝓がさ、太宰、Aって呼ぶんだよ」

『蛞蝓は中也って人ね』

「だからさ、太宰は二人いるって話したんだよね」

「そうだな太宰もAも同じ名字だ」

「紛らわしいですよね」

『でも兄さんに治って呼ぶと抵抗あるよね』

「それは酷くない！？」



　 楽しいな

『この時間がずっと続けばいいのに』

「ずっと続くよ私達ずっと一緒何だから」

　 【無理だ】

　 皆の表情が変わる

『兄さん？織田作？安吾？』



　 【気づけ】

　 【織田作はいない安吾は特務課】

『そんなこと』


　 【あるんだ】

　 【もう目を覚ましたらどうだ】


『織田作！』


　 目を覚ましたら兄さんがいた

『皆帰った？…』

　 探偵社

「何言ってるんだい？」

　 そっかいないんだ
　 私はマフィアじゃない

「Aさん疲れてるんですか？早く寝たほうが良いですよ！」


　 敦くん
『ありがとう大丈夫だよ』

　 私の前に兎のぬいぐるみが置かれる

「兎可愛いからすぐ寝れる」

『ありがとう鏡花ちゃん』

「Aはよく働くからねぇ何かあるんだったら聞いてやるよ」


『ありがとうございます晶さん』


「全くその通りだどっかの唐変木と違ってな 性格正反対だな」

「国木田くんそれ私のこと!？」

「Aお姉さま倒れないでくださいねー！」

　 そう言って抱きつくナオミちゃん

『今倒れてる…』

「ナオミAさんが今倒れてるから！」

　 楽しいなこの時間

　 気づいたら目の前が滲んでいた

「えっえっどうしたんですか！」


　敦くんと谷崎くん、国木田くんが戸惑っていた


『幸せなんだよ今が』


　 兄さんは微笑んで私を起こさせる

「私も幸せだよ」


　 少し兄さんに抱きついて泣く


　涙を拭いていつものように前を向いた

　
　 皆は笑っていただから私も笑って


『シリアスといい雰囲気は嫌いだ！皆ありがとう！』


　 そう言って探偵社を出た


　 記念日でもその日でもないけどある場所に行く


『織田作、貴方は生きているのかい？』


　 【ああ】


　 風がふき少し熱かった目を冷やした


『今だって楽しいね織田作、兄さん、安吾』



＿＿＿＿＿＿＿


　 ギャグなんですよね…？

第三十五話　泊まり込み女子会予定→←第三十三話　黒色

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

帽子

ラッキー文豪

中島敦

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す