ただいま、ホグワーツ ページ29
列車の中では休暇中の出来事を3人で話して盛り上がった。
話しているとあっという間にホグワーツに着く。
｢帰ってきたね｣
夜の水面にキラキラとホグワーツが反射している。
列車を降りて、大広間に向かうと見慣れた顔ぶれが見られる。
3人は隣同士に座り他の生徒を待った。
｢僕、腹ぺこだよ。長旅でお腹が空いた｣
｢私もペコペコだわ｣
話をしていると、背後から嫌な奴の声が聞こえてくる。
｢やぁポッター｣
その声に3人が振り返る。
カール・ジェンキンズだ。
｢なに？｣
｢別に何も無いさ。ただ偉大なハリー・ポッターのスリザリン寮の息子を一目見に来ただけだ｣
｢勝手に言ってればいいわよ｣
｢なんだヴァレンタイン。呪いでもかけるのか？オー、怖い怖い｣
せせら笑うジェンキンズに我慢ならない、とスコーピウスが立ち上がろうとするが、Aが止める。
そしてAは何も言わなかった。
｢聞こえなかったかヴァレンタイン｣
｢聞こえていたわ、はっきりとね。でも私、もうあなたと話さないことにしたわ、たった今。あなたと話すだけ時間の無駄ね｣
Aがそう言うとジェンキンズはポカンと口を開ける。
｢やーい、振られた｣
アルバスはジェンキンズを見てニヤリと笑う。
｢振られてない！第一僕はコイツなんか好きじゃない！こんな闇に染まった女！｣
ジェンキンズは真っ赤になる。
｢顔赤いよ｣
｢怒りだ！｣
ジェンキンズはそれだけを言って去っていく。
｢君って時々おっかないね｣
｢そうかしら｣
大広間の扉が開いて、校長であるミネルバ・マクゴナガルが現れる。
会話に花を咲かせていた生徒も静かになる。
｢みなさん、お変わりありませんね｣
しばらく、ミネルバの話があり、その後は食事の時間になった。
ガチャガチャとするナイフやフォークの音と、みんなの話し声が大広間を包む。
お腹が減っていた3人は次々にご飯をお腹に入れ込む。
｢明日からまた授業ね｣
｢明日は何があったかな？｣
｢呪文学があるわ｣
｢僕、あまり呪文は得意じゃないんだ｣
｢でも今から考えたって仕方のないことよ｣
それに、ここにいればまた3人一緒にいれる。
その気持ちがそれぞれを支えた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
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おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
ラッキーパーソン
リリー・ルーナ・ポッター
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ななや(プロフ) - 譜面さん» 貴重なご意見ありがとうございます！喜んで頂けて嬉しい限りです！落ちの方は検討させていただきます！ (2022年6月17日 6時) (
レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
譜面 - スコーピウスが好きなのでスコーピウス落ちが見たいです！呪いの子作品ありがとうございます！ (2022年6月16日 23時) (レス) @page5 id: 7872d75835 (このIDを非表示/違反報告)
ななや(プロフ) - ハッピーさん» 貴重なご意見ありがとうございます！私も原作を見て迷っていたので同じ方がいて良かったです！検討させていただきますね♪ (2022年6月14日 6時) (レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
ハッピー(プロフ) - 孫世代の物語は中々ないので、初めて見た時は感動しました！個人的には原作のスコーピウスとローズの組み合わせが好きなので、落ちはアルバスがいいです！ (2022年6月14日 6時) (レス) id: 3e57b9a24e (このIDを非表示/違反報告)
ななや(プロフ) - ただの炭素さん» 貴重なご意見ありがとうございます！ハリポタの世界を崩さないようにかんがえたので嬉しいです！落ちの方は検討させていただきます！ (2022年6月13日 23時) (レス) @page2 id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななや | 作成日時：2022年6月11日 12時
