第三十九話「お前か」 ページ44
カシオペア『アジトの中は広く、侵入者を阻むポケモン達がうようよしている。ボスのもとへ辿り着くには並のトレーナーでは難しい…だからこそ、Aと手を組ませてもらった。アジト内のポケモンを倒し、ボスを引きずり出してくれ』
A「りょ」
カシオペア『…まずはアジトに入らねばな。ゲート前の見張りを片付けてくれ』
ネルケ「あんたはどうするんだ？」
カシオペア『…先程も言ったように、私は団の元関係者だ。表立って行動できない…遠くからサポートさせてほしい』
ネルケ「俺に何かできる事は？」
カシオペア『すまないが、まだ貴方を完全には信用できてない…アジト周辺の監視とAのサポートを頼もう』
ネルケ「…慎重派は嫌いじゃないぜ」
カシオペア『作戦が進んだら連絡する。それでは…健闘を祈っている』
(通話が切れた)
ネルケ「さてと…頑張ってくれよ、A」
▷校長…？
あの…
A「…え？ちょっ…え？？」
イデア〔www〕
ブラック〔さすがAさんです、100点満点のリアクションですよ〕
A「えっ嘘…校長？これ校長？？何やってんの校長？」
イデア〔その辺はおいおいわかるんで気にしないでもろてwww〕
ネルケ「…A？」
A「あの…校長、でいらっしゃいますよね？」
ネルケ「おっと、俺の正体についてはお口にジッパーで頼むぜ。今の俺はネルケ…そういう事にしておいてくれ」
A「そういう事にしておいてくれって言っちゃってんじゃないですかもう…」
イデア〔あ、A氏〕
A「何よイデア」
イデア〔手持ちの配列ちゃんと確認してます？〕
A「えぇ、ちゃんとニンフィアを最前列にしてあるわよ」
イデア〔いやー、実はそうじゃなくてですな…実はスター団へのカチコミってボスが出てくる前の前哨戦がレッツゴー方式なんですわ。だから手持ちの前列三体で襲い来る団のポケモン達を蹴散らさなくてはならず…〕
A「成程ね…よし、じゃあそういう事なら早速二番目の枠と三番目の枠にキルリアとマリルリを採用しておくわ」
ブラック〔エスパータイプはあくタイプに弱いので、フェアリータイプの悪耐性が相殺されて等倍になります。回復はクラベル…おっと、ネルケさんの所と自販機でできますので、こまめな回復を心がけた方がよろしいかと〕
ヴィル〔ゲーマー達のアドバイスがすごいわね…〕
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作者名：まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時：2023年12月20日 14時
