【ポケモンSV×その他諸々】異界の最強女神と緋色の宝探し (ページ26)

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第二十一話「校長室にて」ページ26

第二人格「血筋の力がスゴすぎる…」

校長「…どうも、Aさん。校内でのスマホ通話はもう少し小さな声でお願いしますね」

第三人格「あー…すみませんでした、気をつけます」

校長「大切な個人情報が聞かれてしまうと大変ですので…今の時代、気をつけることが多くて大変ですね。それではまた後程」

A「はい、それではあたし達はこの辺で！」

～しばらくして～

～エントランスホールにて～

ﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾊﾟﾝﾎﾟｰﾝ

アナウンス『Aさん、至急校長室までいらしてください』

第二人格「えっ…あたし達何かしたっけ？」

イデア〔いやコレお咎めとかそういう話じゃないんで大丈夫だと思いますぞ〕

第三人格「あらそう？じゃあサクッと行ってくるわ」

～神様移動中～

～校長室にて～

校長「Aさん、よくいらっしゃいました。オレンジアカデミーは気に入ってくださいましたか？」

A「えぇ、とてもいい学校だと思います」

校長「そうですか。大変嬉しいお返事です…先程食堂で話せればよかったのですが、理由がありまして校長室までお呼びしました。私の友人が貴方に大切なお話があるそうです」

第二人格「校長のご友人…ですか？」

校長「おっと、この場にはいらっしゃいません…今、繋ぎますね」

(校長室のテレビがついて活発そうな女の人が映った)

オーリム『ハロー、A。はじめまして。私はオーリム、パルデアの大穴の奥"エリアゼロ"にてポケモンの研究をしている』

校長「我が校の卒業生で、素晴らしい博士なんですよ」

オーリム『…単刀直入に話そう。学籍番号148I168 創音A…君はコライドンという不思議なポケモンを連れているな？』

第三人格「はい」

オーリム『正直な情報の提供、大変感謝する。いや、なに…責めるつもりはない。ただ協力してほしいのだ』

A「協力…ですか」

(コライドンがボールからでてきた)

コライドン「アギャア」

第二人格「あら、コライドン」

オーリム『やあ、久しぶり。元気そうで何よりだ』

コライドン「ギャス！」

オーリム『実はコライドンは私が管理していたポケモンでね…ペパーという青年から受け取ったであろうボールも元々は私のものなんだ。しかし今私はそのポケモンを管理できない状況にいてね…Aには、引き続きコライドンをかわいがってほしい』

第三人格「えぇ、わかりました」