8km/h ページ9
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警察が到着し、目撃者などいないか確認の事情聴取が行われた。
終わったから別のホールで待つことになったんだけど、探偵団がコソコソと出ていこうとしているのを目撃してしまった。
多分 佐藤刑事と高木刑事がコナンくんを呼びに来たのが原因かな・・・
「ちょっと子供たち追いかけてくる」
「ん?はいはい、蘭ちゃんが探してそうなら言っとく」
よろしくー、と軽く返して見失わないよう追いかけた。
コソコソと会場に入っていく探偵団を他所に普通に入る。
あたしのこと含め誰も気付かないのはどうかと思う。
コナンくんはスタンガンの光を見たらしく、到着していた目暮警部に小学生っぽく話していた。
今更 キミの口からスタンガンって単語が出てきても驚かれないと思うよ・・・
「鈴木会長もスタンガンで拉致されたということか」
「「鈴木会長
コナンくんとハモってしまったことにより、全員に驚かれてしまった。
なんかすみません、驚かすつもり無かったです
「でも気絶した人をここから連れ出すなんて、30秒じゃ無理ですよ」
「防犯カメラは確認したんですよね?」
「ええ、非常電源がついた後、怪しい動きをしている人はいませんでした」
・・・ん?
なにか違和感が・・・・・・なんだ??
コナンくんが考え込んでいるような違和感とは全く違うことだけは分かるんだけどな・・・
「やっぱりそうだ!」
違和感の正体を探していると、元太が声を上げた。
光彦と歩美ちゃんがどうしたどうしたと駆け寄っている。
「うなぎの匂いがこの辺からする・・・」
「あの子たち部屋からついてきちゃったのか」
高木刑事の言葉で当初の目的を思い出し、ここに来た理由を告げた。
しかし、あたしが居るならまあいいかみたいな雰囲気になった。なぜ??
「うなぎの匂いは残ってる・・・
なのになんでうなぎが
元太が指さした先はあからさまにスペースの空いたワゴンの列。
運ばれてきた時は間違いなく隙間なく並んでいた。
「そういうことか!」
そういうことですよね
声を上げたコナンくんはワゴンの列に駆け寄り、ひとつ分空いていて何か置いてあったんじゃないかと指摘した。
「そこには確か、ご飯物があったと思うよ」
料理を眺めてた甲斐あって、足りないワゴンに何が置いてあったかすぐに分かった。
うなぎは存じ上げないけどね
「そうです!
うなぎの蒲焼と、タレで蒸したおこわ飯を置いていました!」
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舞(プロフ) - 更新頑張ってください^_^ (2022年4月23日 15時) (レス) @page34 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
れもん(プロフ) - めっちゃ面白かったです!これからも更新楽しみにしてます! (2021年11月14日 7時) (レス) id: 909490fd58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふたみや遥 | 作成日時:2021年8月8日 0時