9km/h ページ10
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ハッ!!分かった!
このホテルマンの声、多分 千◯だ!!
ゲスト...は芸能人だろうから、まさかの伏兵要員か!?
唆るぜこれは!
「でも・・・変だな・・・ご飯物は出したばかりなのに、なんで無いんだろう・・・」
「美味しすぎて人気だからすぐ無くなっちゃった、とかですかね?」
「A姉ちゃんそれ美味かったか!?」
光彦の言葉に勢い良くこちらを向く元太。
答えるんじゃなかったかな、なんて小さな後悔。
「ごめん、食べたわけじゃないから味までは・・・」
というか、下げなきゃいけないほど人が群がってたかい?
◯空ボイスホテルマンも言ってだろ?
並べたばっかりだって
となると残された可能性は・・・
ワゴンのクロスを捲ってみると案の定。
コナンくんも中を覗き込んできた。
「見て、ここなら人が乗れる」
「まさか!
それで鈴木会長を運んだ」
高木刑事は驚きの声を上げ、佐藤刑事はすぐにワゴンに近寄ってきた。
体格は違えど大人一人入れることを確認するために潜ってみる。
聞こえるか、反対派の二人!!パンツスタイルだから成し得た事だぞ!
「余裕ですね」
「確かに、これなら気付かれずに運び出せるわね・・・
だとすると犯人はホテルマンか、その格好をしてる可能性が高いのではないでしょうか?」
目暮警部にそう話しながらも、立ちやすいよう手を差し出してくれる佐藤刑事マジ惚れる。
「ここからワゴンを押して出て行ったホテルマンがいないか目撃者を探せ。
ホテル内の防犯カメラも再確認するんだ」
「「はい」」
目暮警部の指示で出ていく二人。
あたしたちも戻ろうか、と声をかけようとしたら目暮警部が探偵団たちに体を向ける。
「君たちはすぐに部屋に戻るんだぞ?」
「「「はーい!」」」
元気に返事をした探偵団は顔を見合わせていた。
目暮警部・・・お忙しいとは思うんですけど、そこのホテルマン使ってでも部屋に送るべきだと思いますよ・・・
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舞(プロフ) - 更新頑張ってください^_^ (2022年4月23日 15時) (レス) @page34 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
れもん(プロフ) - めっちゃ面白かったです!これからも更新楽しみにしてます! (2021年11月14日 7時) (レス) id: 909490fd58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふたみや遥 | 作成日時:2021年8月8日 0時