7 ページ8
その後すぐ彼はまた話しかけてきた。
とてもワクワクした目でこちらを見ている。
ｾﾄﾞ「なんの本を読んでるんだい？」
『[幻の動物とその生息地]という本よ。お爺様が書いた本なの！』
ｾﾄﾞ「ふふっ、Aはお爺様が好きなんだね。」
『もちろんよ！いつかお爺様のようになるのが夢なの…』
ｾﾄﾞ「僕も隣で一緒に見てもいいかな？」
『えぇ！もちろんいいわ！』
それから2人であの動物が好きだ。この動物はこれが好き。など笑い合いながら話をした。
でもそんな時、ひとつ忘れていたことがあった。
それはポケットに二フラーを入れたままにしていたことだ。
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
しばらくしてセドが本から目を離し、違う方向を見だした。
そこから一切目を離さず、ずっと見続けていた。
『どうかした？』
ｾﾄﾞ「ねぇ、A。あれって…」
なんとそこにはたくさんの輝くものに囲まれ、どこかから盗んできたであろうお菓子を食べながらこちらを見ている二フラーがいた。
その瞬間、フツフツと心の奥底から怒りが湧いてきた。
『二フラー！すぐ盗まないでっていつも言ってるでしょ！』
『どこからこんな量の輝くものを持ってきたの！？』
だがしかし私の思いは届かず、二フラーは反省の顔もせずにこちらに話しかけてきた。
ﾆﾌﾗｰ「Aが本を読んでいる間にいろんなコンパートメントをまわったのさ！そしたらこ〜んなにたくさんのものをゲットできたんだ！」
『自慢することじゃないでしょ！ちゃんと自分で返しに行きなさいよ！』
ﾆﾌﾗｰ「は〜い。わかったよぉ…」
二フラーのことを軽く叱り、ホグワーツで二フラーの用心をより一層極めないといけないと誓った。
その時またもや忘れていたことが起きた。
ｾﾄﾞ「もしかしてAって魔法動物と話せるの？」
そう。隣にセドがいるのを忘れ、めちゃくちゃ二フラーと会話をしてしまったのだ。
あぁ、今回もまた気味悪がられてひとりぼっちになるんだ。
数時間しか一緒にいなかったが彼と話すことが出来て嬉しかった。
もう言い逃れはできない。
本当のことを言うしかないんだ。
だが私は嫌われることに恐れ、なかなか言葉に出来なかった。
その場で固まり、彼を見つめることしか出来なかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 249人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うか(プロフ) - ハァァァァァむっちゃ好みのタイプだぁぁぁぁぁ好きぃぃぃぃぃぃぃぃぃ (2月3日 21時) (
レス) @page13 id: 3da31f1962 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ほしぞらさん» ✉️。ボードというのはプロフを押すとボードというのがあるので今、ボード返事送りましたので通知きてると思います。ボード返事待ってます。 (1月29日 19時) (レス) id: b32654e3a5 (このIDを非表示/違反報告)
ほしぞら(プロフ) - スイセキさん» すみません！占ツク初心者だったので無知でした…。自分なりに調べてやってみたのですが、改善出来てますか？他にもあれば教えていただけると幸いです。🙇♀️ (1月29日 19時) (レス) id: 62e819e45d (このIDを非表示/違反報告)
ほしぞら(プロフ) - マニ。さん» こんにちは！感想ありがとうございます！会話したいのですが…ボードってどこですか…💦 (1月29日 19時) (レス) id: 62e819e45d (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ほしぞらさん» ✉️。こんにちは！とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます☺️ (1月29日 19時) (レス) id: b32654e3a5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ほしぞら | 作成日時：2024年1月8日 14時
