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『おっはようございまーす!』
「何時にも増して煩いな」
『元気の間違いでは?』

何年かぶりの早起きしてグラウンドに行くと、もう全員揃っててビックリ。一番に行ってやろうとか思ってた私が馬鹿だった。
I'm sleepy!所謂、朝練って奴なんだろうけど、五時からやる事は無いと思う。朝ご飯はグラウンドで食べよーとか思ってたのに。


「動いても大丈夫なのか」
『もしかして心配してくれてます?やだツンデレ!』
「違ぇよ。倒れて硝子さんに怒られんのが嫌なだけだ。で?どうなんだよ」
『多分大丈夫!倒れたらその時!』
「はぁ、聞いた私が馬鹿だったわ……」

口元に手を持って来て「やだぁ〜」と言うとマジトーンの返事が返って来た。そして確認し忘れた事を遠回しに言えばそれそれは巨大で重いため息を吐く真希さん。やだ!


『あのー、朝ご飯食べていいです?』
「アンタ何で持ってきてんのよ。ピクニックでもするつもり?」
「いいけど、準備体操しながら食えよー」
『はぁ?……あっはいすいません食べますよ』

二人にガンを飛ばすもその百万倍位のガンが返ってきて、さっさと食べろという伏黒の睨みも追加されたから早口で謝った。
そして高速で米を口に運び、素早く上下に口を動かす。催促の目線をめちゃくちゃ感じるなー。
釘崎にデザートの梨ちゃんが食われた気もするがまあ良い。私には唐揚げちゃんが……無い!?


「うん、意外と料理上手いのね。美味しいわ」
「パンダの口にも合うわー」
『それは良かったーって言う訳ないだろ!』

抵抗したら更に食べられた。肉はほぼ全滅で野菜だけ残った。ロールキャベツは食べるのに何でサラダは残すの皆?
唯一何も食べなかった真希さんは、今日の予定を説明してくれた。午前は近接で午後は遠距離らしい。説明終わったら食べられたけど。


「最初は私とだ。これ使え」

そう言って渡されたのは、鞘に締まってある刀だった。長巻は選択肢にないのか。両者が戦闘態勢入る。手合わせの幕が上がり走り出すと真希さんは薙刀に一層力を入れた。





「んで鞘入ってんのに切れんだよ」
『風力っしょ!よく分からんけど』

手合わせ中に、外野から凄いとかお褒めの言葉が聞こえたから調子付いて攻めちゃったな。
反省しながら伏黒達の所へ戻っていると、兄の話が聞こえてきて手が震えたのが分かった。

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片喰 - 五条先生…!一体、何円払ったんだ!   続きが待ち遠しいです! (2021年3月5日 17時) (レス) id: eddf3dedf8 (このIDを非表示/違反報告)
もここ - 面白いです!更新楽しみにしてます! (2021年3月5日 17時) (レス) id: a70ee3e6ce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:二見 | 作成日時:2021年2月28日 21時

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