ページ ページ14
「お前達に�犁�都姉妹校交流会�瓩暴个突澆靴�てな」
京都にあるもう一校の高専との交流会。二、三年メインのイベント。私らの出番はなーい！けど三年が停学中で人数不足だから、私らの出番もあるらしい。何したら停学になるんだろ。そして大事な交流会の内容。東京・京都校の学長が提案した勝負方法を一日ずつ二日間行う。
「つってもそれは建前で、初日が団体戦。二日目が個人戦って毎年決まってる」
「しゃけ」
「団体戦、個人戦って……戦うの！？呪術師同士で！？」
「あぁ。殺す以外なら何していい呪術合戦だ」
「逆に殺されない様にミッチリ扱いてやるぞ」
シュッシュ、と腕を上下させるパンダ。腕に巻いている「Ｉ♡パンダ(絵文字)」がチラつく。可愛くねえー！
すると、釘崎が人手不足なんでしょ？と質問。パンダはい〜い質問ですね、と答え始めた。
「冬の終わりから春までの人間の陰気が初夏にドカッと呪いになって現れる。繁忙期って奴だ」
「年中忙しいって時もあるがボチボチ落ち着いてくると思うぜ」
冬季憂鬱、自律神経の乱れ、環境の変化、五月病。有り過ぎだろって思うよホント。しかも同じ時期に、人間の陰気が爆発する人も増える。すると命を絶つ人が増える。それも呪いと同じで、ボチボチ落ち着いてくる。つまり、
「で、やるだろ？仲間が死んだんだもんな」
死んだ人は、永遠に戻らないんだって。だから守らなきゃいけなかったんだ。虎杖は守れなかった。でも、伏黒や釘崎は守れる様に。誰も涙を流す事がない様に。
「「『 やる 』」」
私は強くなるんだ。その為なら、なんだって
「でも扱きも交流会も、意味ないと思ったら即辞めるから」
「同じく」
『私は扱く側に回るから』
「ハッ」
「まあこん位生意気な方がやり甲斐あるわな」
「おかか」
ジャージどこだっけ？と言うと、全員に冷たい目で見られた。ヤッバ！皆冷てえー！わざとブルブル震えると、禅院に頭を叩かれた。
「お前はまず高専に入学しろ」
『あ"っ……』
頭を抱えて地面を転がった。でも風呂入れよ、とだけ言って帰りやがった。唯一残ってくれた伏黒も引くような目で見てくるし。なんなら体全体で引いてるし。
『伏黒、部屋泊めて』
「釘崎に頼め」
『もう居ないから泊めろ！』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 145人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
片喰 - 五条先生…！一体、何円払ったんだ！ 続きが待ち遠しいです！ (2021年3月5日 17時) (
レス) id: eddf3dedf8 (このIDを非表示/違反報告)
もここ - 面白いです！更新楽しみにしてます！ (2021年3月5日 17時) (レス) id: a70ee3e6ce (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：二見 | 作成日時：2021年2月28日 21時
