検索窓
今日:11 hit、昨日:4 hit、合計:23,019 hit

20. 写真 ページ23

頭の中で?を浮かべていると、教室のドアがバァン!と勢いよく開く。ビクッ!となりながら廊下を見ると、そこにはそれぞれが青と黄色のパーカーを着た2人の男の人が立っていた。




誰…?スマホを拾ってくれた人、かな…?でも、なんで2人で?




呑気にそんなことを考えていると男の人達が無言で私の方へと近づいてくる。




〘えっえっ…、な、何かご用で…?〙





そう声をかけると、男の人達がギロッと私のことを睨んでくる。




ええ!?私何かしたっけ!!?いやでも初対面のはず…。




「お前、朝兄ちゃんと一緒にいた奴だろ?」





〘え?兄ちゃん…?〙




「とぼけたって無駄だからな。ちゃんと証拠の写真だって撮ってるんだ」





そう言うと1人の男の人がスマホを操作して私に画面を見せてくる。そこには、朝私を学校へ運んでくれた山田一郎先輩と私が話している写真だった。




「ちょうど朝委員会から帰る時に見たんだよ。お前が一兄と話しているところを」




「目的はなんだ?なんで兄ちゃんに近づいたんだよ?」





あ、圧がすごい…。




〘な、何も目的はありませんよ…。山田先輩が、私のことを学校まで運んでくださったんです…。その写真はそのお礼を言っているところで…〙




「はぁ…。僕にそんな言い訳が通じるとでも思ったのか?この低能には通じても僕はそんな嘘信じないからな」






「おい三郎!そりゃ一体どういう意味だよ!」





「そのままの意味だよ。何でもかんでもすぐに信じるお前と僕は違うってことだ」





「お前舐めてんのかよ!」






えっ、えぇー…。喧嘩が始まっちゃった…。てか美乃里はどこ行ったの…。(←気づいたらいなくなってた)

21. 救世主(?)→←19. 足音



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (43 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
50人がお気に入り
設定タグ:ヒプマイ , 学パロ , 恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

さゆ魔(プロフ) - きなこさん» 正直自分でも忘れていましたね…w 教えて下さりありがとうございますm(_ _)m 小説特典でも面白そうですけれど、主人公達が「え?」ってなってしまうので頑張って話を続けてみますw(←どゆこと) (2021年3月31日 16時) (レス) id: f7bd1eb05e (このIDを非表示/違反報告)
きなこ - 大好きで拝見させて頂いてます。すごい細かい所なのですが電源が切れていたはずなのに電話がつながるのは小説特典ということでいいですか?(笑)更新頑張ってください。応援してます。 (2021年3月7日 0時) (レス) id: 494271d67f (このIDを非表示/違反報告)
さゆ魔(プロフ) - 饅頭さん» 嬉しいです…。ありがとうございます!ご期待に答えられるように頑張っていきます!! (2020年11月13日 15時) (レス) id: f7bd1eb05e (このIDを非表示/違反報告)
饅頭 - 学パロ好きです!更新頑張ってください応援してます (2020年11月11日 0時) (レス) id: d3fe79fcb9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:さゆ魔 | 作成日時:2020年11月9日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。