12人のイケメン達 《学パロ》

1. 迷子 ページ2

どうしよう、道迷っちゃった…。





全く知らない住宅街をキョロキョロと見回していてまるで不審者みたいなことをしている私。読者の皆さん初めまして、神崎Aです。
こんな自己紹介になってごめんなさい…。今少しピンチでして、ちゃんとした紹介が出来ない状態になっています…はい…。





えぇ〜なぜこうなったのか、まぁ言わなくてもだいたい想像出来ると思うんですけど…。簡単に言うとですね、









ぼーっとしてた、ですね。





いやあんたいくつやねん！ってつっこんで貰っても構わないですよほんとに。高2にもなって迷子ですよ？しかも理由がこんなしょぼいやつって…、恥ずかしいです……。





ほんとに私って鈍臭いですよね…。自分でも分かってはいましたがここまでとは思いませんでした…。







はぁー…、どうしようっかな…。






え？スマホ使えばすぐ戻れるんじゃないかって？






うんうん、今の時代となるとやっぱ1番最初に出てくるのはスマホですよね。分かりますよ。私も一番最初に思い浮かびましたから。なので私すぐに電源つけようとしたんですよ。そしたら、









充電がなかったんですよ…。








なんでないのか思い出してみたらですね、私昨日好きなYouTuberを見ながら寝落ちしちゃってたんでした…。 自業自得ですね…。







他にも色々と考えたんですよ。誰かに聞くとか記憶を頼りに来た道を戻るとか。(小学生並の考え…)








ダメでした。





この住宅街人の気配が全くないんです。試しに何軒か訪問してみたんですけど全部空振りでした。




記憶を頼りにと言いましたが、さっき自分でも言った通りぼんやりとして歩いてたんで意味なかったです。









………………うん、これはやばい。

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