小さな恋のうた 〜シルクロード〜

日常3〜諒said〜 ページ3

〜諒said〜

俺は、東京から離れた小笠原諸島に住んでいる。



そう、小笠原諸島で産まれてここまで育った。




小学校の頃からヤンチャで、色々やらかしてきた。





でも中学生になってから、ちゃんと部活に励んでいるし頑張って勉強もしている。


まぁ、よくヤンキーに絡まれるけれども…




そんな中学の2学期に転校してきたのがあいつだ。





柊 桜羅 (ひいらぎ)


あの時は、丁度バスケの朝練が終わって教室に戻る時だった。




廊下をうろうろしていたので話しかけたら、今日てんこう転校してきた転校生なのに早めに登校してしまって先生がまだ来てない。


というので、校内を案内していたら全て説明し終わる時には、とても仲良くなっていた。



多分趣味や考え方がとても似ていていたからだと思う。



それに桜羅は、バスケが好きだということもあり、その後、当時にはミニバスがないので男だらけのバスケ部に入った。




俺の友達とも仲が良くてみんなで一緒に遊んだりもした。




それからは平穏に日々が過ぎていっていた。






と思っていた……

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