百二十七話 愛でたい″椿″ ページ42
まふまふside
ただ薄暗い雲とそらるさんが悩んでいたことを重ねて無性に外に出たくなった
雨が降っては困るので、傘を持って歩く
自分でも分からなかった
なんで外に出たくなったのかも
なんでそらるさんの悩みがこんなにも自分も揺るがしているのか
ﾎﾟﾂ
ま「雨だ」
急いで傘をさす
もう何も無いし、意味もない散歩はやめようかと思っていた矢先
曲がり角を曲がった先に見知れた人がいた
その人が落ちた華をとる前に声が出た
「A……ちゃん？」
『……真冬さん』
一瞬だけ間があったのは何故？
少し曇った表情だったけど、いつもの無表情に近い顔に戻った
少し視線を広げると、大変なことになっていた
ま「ど、どうしたの！？もしかしてさっきの雨で濡れちゃった？」
『あ、はい』
ま「か！風邪引いちゃうからこれ着て！あの、今すぐに！！」
自分が置かれている状況を把握していないのか、呆然としている
とりあえず着ていたコートを渡す
着ましたよ？みたいな顔をされても肝心の所が隠されていないので慌てて言う
『あの…』
ま「ま、前、も閉めて！！」
言われた通りにすんなりと閉めてくれた
状況を理解するも、あまり気にしていないみたいで不安になった
『本当、ピュアですね』
ま「その状況で冷静なの凄いと思う」
全然、ピュアじゃない
隙があり過ぎる
どうしてこんなにも____
『別に気にしていませんし_____』
ｷﾞｭｯ
無意識に動いてしまった体はもう手遅れだ
感情や表情だって、一斎ブレないのに
どうしてあの時、
あんな顔したの？
なんであんなにも……
愛しく思えたのだろう
ま「ぼ、……俺が、気にするから…」
この状況になっても一斎の揺れがないのに僕の心臓はバクバクと音を鳴らす
君に伝わらないかな、
わからない感情に掻き乱されるがまま、太陽は平然と顔を出した
お知らせとか雑談※見てください！絶対とは言わないんで見てください！→←百二十六話 振り向いた先は
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林檎(プロフ) - りーぷさん» そ「ぁぁあやばい」ま「どうしたんですかー？」そ「プリン食いすぎて腹痛い」『馬鹿ですね、(背中さすってる)』ま「え、あれ、これ僕お邪魔…」『まふくんさすっといて、私作業してくる』ま「ですよね」そ「まふ、もう大丈夫」ま「…お大事に」 (2017年3月8日 23時) (
レス) id: 9351c6d4fb (このIDを非表示/違反報告)
りーぷ - 今回まじでやばす！ (2017年2月4日 20時) (レス) id: 8ab002ca81 (このIDを非表示/違反報告)
REM(プロフ) - 林檎さん» では、申請し直してボードの方へ貼っておきます！多分明後日頃位になるかと！！ (2017年2月4日 9時) (レス) id: 3f26c4a09c (このIDを非表示/違反報告)
林檎(プロフ) - REMさん» ご、ごめんなさい！！何故だかURLが開けないんですけど、どうしましょう！！？ (2017年2月2日 7時) (レス) id: 9351c6d4fb (このIDを非表示/違反報告)
REM(プロフ) - 林檎さん» http://uranai.nosv.org/uploader/common/b/b/6/bb629b678985f1c9ce94853da3678873.png できました！椿さんです！何か病んだみたいになって申し訳ない……… (2017年1月30日 21時) (レス) id: b0c49535ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎 | 作成日時：2017年1月19日 23時
