【歌い手】ライブやイベントに一切出演しない爆発的人気を誇る歌い手が逆ハー(乙女ゲー)を回避できなかった話

百九話 出掛け前 ページ24

_____余談

あれから、私は家にこもって作業をぶっとうしでやった結果何事も起きずにいた

そらるさんとかそこら辺の人は意外とすぐ解散したみたいで一安心。

あの時のLIN○は全て既読スルーであるけれど、まふくんからはメッセージで分かるほど、寂しがり屋かつ見捨てないで系だったのて一応うんとかすんとか、適当な返事を返した



今日は何も無い日


全てにおいて平和であり

全てにおいて私の自由の日


最高過ぎてどう言葉にすればいいかわからないほど私は今高ぶっている(真顔)


『……作業？それだとあまり変わらないか、だとすれば……』



_____お買い物？



『……わからないくらいの格好してけばいいか』


てことで、千鳥柄のパンツに上はシンプルな無地のもふぁもふぁしたニットと白のコート

後は……ワインレッドのベレー帽を被ったら

鞄を持って短いブーツを履く


『行ってきます』


ガチャ
※ドアを開ける



『……』
※外に出て当たりを見渡す


バタン
※ドアを閉める


やっぱり、今日は作業にしよう

そうして私は作業をしt「おい！今なんで隠れた！？」


最悪


無視しよう、それが最善策


私の考えは予想通りというか、当たり前のように崩される


ガチャ


『……』


ドタドタ


バンッ


「お前その格好…どっか出掛けんの？」


『……勝手に人の家に入ってリビングまで来るなんて立派な不法侵入ですよ_____そらるさん』


言い訳、もっといいやつ考えてくれば良かった

最近妙に抜けてきていて大丈夫か


そ「……鍵かけてないAが悪い」

『なんの御用ですか、これから出掛けるんですが』

そ「出掛けんの？」

『…やっぱ違いま「じゃあ、決まりだな」……嫌です、プライベートを邪魔しないでください』

そ「……ﾌｯ…なに一般人がプライベートとか言ってんだよww」


全力でコイツ生き埋めにしたいと何度思ったことでしょうか

バラしたくはないけど上から目線過ぎてムカつくを通り越してもはやうざい


『……本当に出かけませんよ』

そ「( ˙-˙ )ｳｨｯｽ」


そういう意味じゃない…


『はぁ………もういいです、早く出てってください。』

そ「なっ！_____」

『鍵を閉めるので』


そ「❁*＊(⸝⸝⸝ˊᗜˋ⸝⸝⸝)❁*＊」



目に見えて喜んだのでやっぱりやめたと言おうか悩んだのはきっと皆一緒だよね

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