【歌い手】とりあえず自称モブが紙飛行機投げたら主人公達の出会いを変えちゃった話

25話 生徒会長 ページ28

____教室


朝から「置いていかないでよ〜」なんてゆるく言われて渋々待ってあげつつ教室まで一緒に登校した


はあ、本当に疲れたよ

パトラッシ○もいない私はぼっちで死ぬのか…


途方に暮れることもなく、何となく廊下を除く


天「あ、これやっといてくれる？」

「分かりました！」


天「ぁあー！またサボったー！休み時間、生徒会室来てね！」

「えぇー……うぃーす」


さすが会長

人望も厚く、信頼度100%の生徒会長だな

私にはとても関係の無いことだけど…


天「ん、……どうしたの？」


ぼーっと廊下を見ていたせいか、かいちょーが近づいてくるのが見えなかった

老眼か？


『いや、特に』

天「あっ！そうだ、放課後ひま？」

『暇じゃないです』


部活あるし…

なんで暇人みたいな扱いなんだよっ


天「部活なら心配ないよ、あーじゃあね、放課後、生徒会室来てー。手伝って欲しいことあるから」


なんてこったい

私はする気ないよ！


『はぁ！？私じゃなくても良くない？それに部活あるんだから、む！り！』


言った、はっきり断ったよ

ていうか、それなら千ちゃんに…なんて言ったらどうして？って聞かれそうだから言わないけど


天「美術部だっけ？………今日は休みなはずだよ」

『えぇ、そんな……』

天「それに、2-Bの学級委員として手伝って欲しいの、」

『それなら真田丸に…』

天「アイツは部活あるし」

『ぁあああ！！』


結局、放課後居残り確定となり、今度こそ途方に暮れました

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