24話 住所 ページ27
う「おぉおおお目を覚ませぇえええうぉおおおお」
『うん、覚ましてるから』
ベランダで一夜を過ごしてしまった私は、兄に何回も名前を呼ばれては部屋の中は暖房30°Cとかなり暑苦しくなっていた
『お兄ちゃん、大丈夫だからw』
う「……グスッ本当に?」
『逆になんでお兄ちゃんが泣くの…』
う「泣きたいのか!?そうか!ならばお兄ちゃんの胸にだいぶしろぉおお」
『早くご飯作って』
う「('ω')ウィッス」
_______数十分後
『よしっと!いってきまーす』
う「行ってらっしゃい(*´ω`*)」
暑い部屋で炊きたてのご飯と味噌汁が物凄く熱くて流石に死ぬかと思った
無事にもはや家が夏のような気温だったので急いで外に出て学校へと行きたかった
歩いて徒歩10分程度のところに学校はある
かなり近いので受験理由も半分それだ
校門をくぐるとなになら、私を指さしてヒソヒソと話す声が。
「あれ、あの子じゃない?」
「ぁあ!彼方先輩に姫抱きされたっていう…」
「なんかわざと落ちたとかそーゆー噂が…」
『…ゲフンゲフン!!(咳払い)』
私が思いっきり咳払いをすると、噂をしていた女の子たちはいそいそと靴箱へ駆け込んだ
全く、女子というものはこれだから嫌だ
『はぁ、』
「朝から大変だね」
後ろから声がしたので振り向くと、まだ眠そうな顔をしている部長がいた
『っあ、おはようございます』
る「おはよう、昨日はゆっくり寝れた?」
『ああ、お陰様で…あの、少し疑問になったんですけど』
る「うん」
『私の家って教えましたっけ?』
そう、部長には私の家は教えていないはずなのだ
なのに何故だ…というか、どういう経緯で個人情報をっ!!
る「それは____」
「あ、るすくーん」
る「あの人だよ」
段々と近づいていくと、誰か分かってきた
『会長、私の住所知ってたんですね』
天「まず挨拶からはじめようか……うん、るすくんに頼まれてね」
流石生徒会長。頼もしい
る「うちの部員がお世話になりました〜」
天「いえいえこちらこそ〜」
ご近所の真似だろうか
訳の分からない二人組はほっておいて早く行こっと………
おい、腕、2人とも腕を離せぇえええ
81人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
パチュリア - 林檎さん» いやもうほんとうるさくて申し訳ない…ありがとうございます! (2017年4月15日 12時) (レス) id: a9fbc73fe2 (このIDを非表示/違反報告)
林檎(プロフ) - パチュリアさん» おおおおいつも本当にありがとうございます!!あの、編集の所にある地球マーク押せば出ると思います! (2017年3月21日 15時) (レス) id: 9351c6d4fb (このIDを非表示/違反報告)
パチュリア - 相変わらず素晴らしい終わりですね!(泣)8888888888あと質問なのですが、新作アンケのようなリンクを貼る方法を教えて下さいませんか!? (2017年3月21日 13時) (レス) id: a9fbc73fe2 (このIDを非表示/違反報告)
みゃのさん - 林檎さん» ありがとうございます。みゃのさんが林檎さんや読者様に迷惑をかけていたなら、全力で謝ります。でもみゃのさんも一応、作品を出している人間です。貴女のアドバイス有り難く使わせてもらいます。 (2017年3月20日 21時) (レス) id: 375ad31803 (このIDを非表示/違反報告)
林檎(プロフ) - みゃのさんさん» みゃのさん自体が、悪気があってやったわけではないと信じているので、今後気を付けた方が良いのではと思います。長々と失礼致しました。良い作品を作ってくれること祈っています(´▽`) (2017年3月20日 21時) (レス) id: 9351c6d4fb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:林檎 | 作成日時:2017年2月8日 15時