四十三話 ページ8
『あら、奥さんこれが安いわよぉ〜www』
ゴゴゴゴゴゴォォォォ
あれ、樋口さんの後ろに何か見える
あれ?私何か悪いことしたって、
『じゅ、銃はさすがにここで出したら捕まるから、』
「ならからかうのはやめてください」
『……………チッ』
「えぇ……」
『あ、これ………樋口さん!いい無花果ありますよっ!』
「っっ!………」
さりげなく入れる樋口さん
マジ可愛い
お会計が終わり、帰りとなる
『樋口さんも頑張ってねー!』
「すみません、荷物まで持っていただいて」
『ううん、恋バナまたしよーねー!』
「なっ!違います!!では!」
『女の子は可愛くなくちゃね〜』
のんびり川沿いを歩く
『まぁ、別に好きな人がいなかったわけじゃないけど………』
何となく私は立ち止まり、後ろを振り返る
「バレた、か」
『まぁ、中也さん身長低い割にはオーラが………ごめんごめん〜』
「たく、首領に何か言ったってポートマフィアん中では噂が立ってる………一部では織田作みたいなことを言ったとあるが……どうなんだ?」
『ん〜?別に?首領さんとはモンゴメリちゃんの時に初めて会っただけだよ、そんな殺意剥き出しにしなくても……いいんじゃないかな』
私が振り返ると、向こうは拳を投げてくる
「なっ!……」
私の前に青く透明のバリゲードが張る
『私は防御の異能なの、自分の身は自分で守らなくちゃ、ね?』
「チッ……異能も効かないってことか」
『そうだね、これが解けるまで待つ?』
「んなわけないだろ、殺すのは俺だ」
『ま、仕事だもんねぇ………中也さんに私は殺せないよ』
いつかこんなセリフを太宰さんが言ってた気が……
「じゃあな、……」
『あ!ねぇ!中也さんってこの前お嬢様口調で言ったんでしょ!』
「何でそれ知ってんだよ!!!」
『テヘペロ☆』
「テヘペロ☆、じゃねぇ!!!まさか……録音してとかしてねぇよな!!?」
『ど、どうだろぉう〜???』
「お前なぁぁあ!!!もういい!早く行け馬鹿野郎!」
『逃してくれるんだ、わぁ!ありがたい……じゃあーね!』
後ろで手を振る中也さん
身長がなぁぁ…………←
よし!今日はかーえろ!
何事も運が大事
何だこれ
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林檎(プロフ) - 飛鳥さん» 応援ありがとうございます!!大好きと言ってくださり心から感謝しきれないほどしてます!! (2016年12月22日 23時) (レス) id: 9351c6d4fb (このIDを非表示/違反報告)
飛鳥(プロフ) - 初めまして!楽しく読ませていただいてます!この作品、大好きです!更新頑張ってください!待ってます!!! (2016年12月22日 0時) (レス) id: 1eec9432d8 (このIDを非表示/違反報告)
林檎(プロフ) - 夢見草さん» 大好きや面白い、その一言一言に励まされてます!更新頑張りますのでこれらもこの小説をよろしくお願いします! (2016年12月18日 0時) (レス) id: 9351c6d4fb (このIDを非表示/違反報告)
林檎(プロフ) - だんちょ〜さん» 漢字の間違い、そしてこの小説を大好きと言ってくださりありがとうございます!!これからも読んでくれるとありがたいです! (2016年12月18日 0時) (レス) id: 9351c6d4fb (このIDを非表示/違反報告)
夢見草 - 続編おめでとうございます!このしょうせつ、大好きなので更新楽しみにしてます!頑張って下さい^^ (2016年8月22日 23時) (レス) id: 2234263fb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:林檎 | 作成日時:2016年8月22日 13時