【文スト】平和だった私は突如不運に見舞われる 2

番外編 クリスマスの準備 ページ39

『だ、だ、太宰さんっ！！』

「ん？どうしたんだい？」

『サンタさんいますよね』

「ん？」

『いますよね？』ﾆｺﾆｺﾆｺﾆｺ

「敦くーん、私はこれから入水に行くk『プレゼンとはぁぁぁぁ！！！！？』国木田君に頼んでくれよぉ、私金欠」

『知りませんよ』


とあるクリスマス前の探偵社

与謝野さんと賢治くんは現在出張中

それ以外のメンバーは仕事兼、暇を持て余している


「騒がしい！早く仕事をやらんか！！」

『とか言ってどうせやることないでしょ、国木田さん』

「女子高生に言われてやんの〜」


(ﾉｼ 'ω')ﾉｼ ﾄﾞｶﾞｯﾊﾞｷｯ


「ったく、調子に乗るからだ」

メタメタにされて太宰さんはほっとこう


『ところで、探偵社はクリスマスに何かやらないんですか？』

国「いや」

太「特にないよ？皆″大人″だしね」

やけに大人を強調してやがるな……

『子供扱いやめてください』


「現に高校生なんて子供のようなものだよ」

まぁ、その声の主は神谷ボイスですねぇ、はい


『あ、乱歩さん！子供って、、まぁまだ若いってことだねっ』

敦「僕が言えることじゃないけど10代って短いよ」

『敦くん18だよね、？』

敦「うん、」


年上感凄まじいっ！！

太「あ。でもクリスマスはいつも乱歩さんにお菓子あげてたなぁ。私は入水していたけれど」

『どの行事でも乱歩さんは関わるんですね、流石です』

まるで全てのイベントが乱歩さんデーだ

いや、むしろハロウィンなんて乱歩さんの為にあるのでは………？

ということはまるで毎日がトリックオアトリートと乱歩さんは言ってry

乱「そうだろう？そうだろう！さくらんぼちゃんはさっきプレゼントが欲しいと言った。僕が当ててあげよう！この超ry」

乱歩さん凄いけどわかったら面白くないのだよ

『乱歩さんだとすぐわかっちゃうからなー』

国「なんだ、欲しいものでもあるのか」

期待を大いに膨らませる言葉が…

『え、まさか叶えてくれるとか…』

国「ものによるがな」

『もうお母さんかよ！！』

敦「なんか、珍しいですね」

太「国木田くぅーん、もしかして好感度あげたいk((((」

また殴られてる……そろそろ馬鹿なんじゃないかな、この人

乱「分かった」

この一言で私は一瞬じわりと汗が流れるのを感じる

『………！』ﾄﾞｷﾘ

乱歩さんは座っているソファから立ち上がり私の椅子の元へ行く

ぽすっ

乱歩さんの手が私の頭上に置かれた

ぽんぽん


乱「…………もう叶ってるじゃないか」


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