★True Love【霞】 ページ40
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復帰しましたさつむいこん！
安定の無一郎でお送りします。
日織、長らく更新ありがとう〜！！
#付き合ってない2人
#n番煎じ
─────────
「A、ちょっと来てくれ！」
「ちょっ炭治郎！余計なことしないで！」
部活帰り、雨が上がった直後の下校時間。
私は人の流れに沿って校門に向かう最中だ。
そんな中、竈門くんに呼び止められた。
友達が待っててくれると言うので、
それに甘えて2人の方へ駆け寄る。
怖いほどニコニコしている炭治郎は
勢いよく無一郎くんの方へ向き直った。
「ほら、時透くん！」
「ほんと炭治郎のバカ」
『…無一郎くん？何か用だった？』
凄い形相で竈門くんを睨む無一郎くんを
内心少し慌てながら何とかなだめにかかる。
今にも竈門くんに掴みかかりそうな右手を引っ張ると、足元に隠すように置かれたそれを見つけた。
『わ、四つ葉のクローバー！』
「ほら、遅いから見つかったじゃないか〜」
「うるっさいな！」
またもや竈門くんを睨むと、
無一郎くんがその四つ葉を手に取った。
「…先刻見つけたんだ、たまたま。いる？」
『いいの？ほしい！』
「ん、どうぞ」
『ありがと〜！』
葉のギリギリで摘み取られた細い茎は短めで、
掌にコロンと転がった。
先刻まで降り続いていた雨の名残か、
丸い水滴が1粒、ポトッと草原に零れ落ちる。
しばらくぼうっとそれを眺めていたら
竈門くんが私の顔をそっと覗き込み、笑った。
「A、白詰草の花言葉を知ってるか？」
『ううん』
「炭治郎！」
また無一郎くんが騒いだけど、
竈門くんはどこ吹く風で話を続ける。
四つ葉が見つかる確率は、
僅か0.001%未満に過ぎないらしい。
そしてその奇跡とも言える4つの葉には、
「信」「望」「愛」「幸」の意味がある。
「それを全て集めた意味が、
『真実の愛』っていう言葉になるらしいんだ」
『へぇ…』
「ちなみに『私のものになって』
っていう言葉もなかなか有名らしいぞ！」
物凄い恋愛感出してくるな、君。
満面の笑みが逆に少し怖いかも。
適当な相槌を打って話を聞いていると、
黙っていた無一郎くんが口を開いた。
「…本気だから」
『え？』
「その意味、考えておいて」
それだけ言うと彼は勢い良く立ち上がり、
渋る竈門くんを連れて帰ってしまった。
抑えていた胸の高鳴りが、一際大きく響く。
「約束」
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Nami - 冨岡さんとの甘々な話お願いします。少々ピンクとか…/// (2022年11月28日 16時) (
レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
さつむいこん(プロフ) - お酒さん» コメありがとうございます!!音柱様ぜひ書かせて頂きたいです！(ただし全年齢作品&作者自身未成年の為、あまり色濃くできないのでご了承を…)テスト前なので気長〜にお待ちいただけるとありがたいです(>.<) (2021年6月17日 19時) (レス) id: dc07c220d6 (このIDを非表示/違反報告)
お酒 - 宇髄さんが見たいです（＾＾）少しエ○く…とかってできますかね？ (2021年6月17日 18時) (レス) id: 48240712ac (このIDを非表示/違反報告)
楪日織(プロフ) - 吹雪さん» わっ……かりました。初書きになるので、遅いですし温かい目で見守ってください。 (2021年5月17日 20時) (レス) id: fd467e3021 (このIDを非表示/違反報告)
楪日織(プロフ) - むこぴさん» ありがとうございます！ たぶん、絶対の時は三部作にする予定はなかったから伏線もほぼほぼないんですけど……笑 泣いていただけたなら嬉しいです。 (2021年5月17日 20時) (レス) id: fd467e3021 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さつむいこん x他1人 | 作成日時：2021年3月11日 18時
