7話 我らが新の【女王】 ページ9
・
A「しょ、初対面で押し倒すだけでも驚きなのに、き、ききキスまでするの!?普通!?///」
クロハに指を指すが、クロハは頭上に「?」を浮かべていた
クロ「は?好きだからしたんだろ?」
真顔でさらっと問題発言をするこの男、私は怒りを通り越してあきれ返った
好きならなんでもしていいってわけじゃないのに
って、こんなことしてる場合じゃない!;
A「あーえーっと、わ、私用があるから!!」
クロ「用?誰かと会う約束でもしてんのか?」
A「んーまぁそんなとこ!!じゃあね!!」
私は気を取り直して、【女王】の探索を始めた
公園から出た後、クロハはまだ公園のベンチでポツンと座っていた
クロ「A・・・・か・・・あと少し、もう少しでお前は、俺のものだ(ニヤ」
私はこのとき気づかなかったのだ
彼がまさか、【アイツ】だったなんて・・・
A「そういえばアザミ様の孫娘って、どんな子なんだろう」
あれから約2時間、途方にくれていた私はふと思った
【女王の蛇】を憑けているならば、気配ですぐにわかる
だが、孫娘にアザミ様の事をどう聞くべきか・・・
いきなりアザミ様の最期を聞くのも駄目だよなぁ・・・ってか、もし知らなかったらどうする?
一方的にお孫さんを傷つけてしまうだけじゃないか!
A「はぁ、私って本当駄目だなぁ・・・」
その場で蹲ると、ふと誰かが私に手を差し伸べてきた
ドクンッ
あれ?この懐かしい感じは・・・
「だ、大丈夫ですか・・・?」
ドクンッドクンッドクンッ・・・
顔を上げると、そこには白い髪の幼い少女が立っていた
こんな幼い子が、我らの次の【主】?・・・状況はかなり深刻なようだ
??「マリー?どうした?」
マリ「あ、キド!」
【マリー】、それがこの子の名前か。その隣にいるのは・・・【隠す】か
マリーは私を心配そうに見下ろし、私とパチリ目が合うと、首を傾げた
マリ「あ、あの・・・何処かで会いました・・・?」
A「え?」
マリ「す、すみません!!で、でも、とても懐かしい感じがしたから・・・」
実際に会ったのは貴女じゃない、その中にいる【女王の蛇】だ
A「やっとお会いできましたね、我らが新の【女王】よ・・・」
103人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
東方 猫巫女project(プロフ) - 大丈夫!文才ならありますよ!少なくとも私よりは・・・ (2016年2月21日 10時) (レス) id: b79dfac210 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - 黒闇さん» 黒桜・桜雪「……はぁ、疲れた…」なんで裏黒くんの事を抱いてなかった黒桜が疲れるの!?((黒桜「だって、遠すぎるでしょ!?何で、運ぶのに1日?かかるの!?」だ、だって、遠いんだもん!!((黒桜「お前もう黙れ。裏黒くん運んだし、黒闇ちゃん、おいで、手当する」 (2015年7月8日 17時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
黒闇(プロフ) - 桜雪(さくらゆき)さん» 大丈夫大丈夫!(足傷だらけ) 行こ行こ!!? (2015年7月8日 0時) (レス) id: a2cf20776a (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - 黒闇さん» だ、大丈夫?;;;;((黒桜「まつから、早く起きて、怪我したなら後で手当するから。」 (2015年7月8日 0時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
黒闇(プロフ) - 桜雪(さくらゆき)さん» あっちょっと!パタパタ!ゴケ←こけた (2015年7月8日 0時) (レス) id: a2cf20776a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:冴月 | 作成日時:2015年5月9日 20時