康二サイド ページ33
朝起きると異常事態が起こっていた。
何故俺は目黒さんの腕の中で寝てるんやろう？
しかも俺は身長に関しては決して低くはなく、
むしろ少し大きい方の部類に入ってる自覚があ
ったんやけど…
目黒さんの腕にすっぽり入ってしまった。
これまでの彼氏が自分より小さい人ばっかやっ
たから初めての経験で、なんだか嬉しかった。
出来ればずっとこうしてたいけど、俺は上下で
下着は着てたけど目黒さんはパンツだけ。
女性にしか見えないと言っていた自分を殴りた
いくらいの男らしい体が目の前にある。
俺の理性が持たへん、早く出て朝ご飯の準備し
なきゃいかん。
「抜けない」
目黒さんの男らしいガッチリした腕に完璧に捕
まってしまった。
どうにか抜け出そうと試行錯誤していると
目黒「向井さん、おはよう。よく寝れた？」
寝起きで少し掠れてはいるが寝起きだからなの
か甘々の声にドキドキしてしまう。
あぁ目黒さんが彼氏やったらええんやけどな、
「あの、目黒さん。腕外してもらえません？ご
飯作らなあかんから。」
目黒「ん？あぁわかった。ごめんね？」
と言うとすぐに外してくれた。自分でお願いし
といてやけどすこし残念。
「目黒さん、何時に帰ってきたか分からんけど
しっかり寝といてくださいね！出来たら起こし
に行くんで、」
それだけ言うとキッチンに行き料理を始めた。
昨日パンしか主食が無かったから朝はパン派の
ひとなんかな？と思ってシンプルにサラダと卵
ベーコンのプレートにした。
「出来た！」
目黒さんの分をテレビ前のソファに運んでると
いきなり後ろから抱きつかれた。
目黒「めっちゃ美味しそう」
肩に顎を置かれて喋られると耳が紅くなってし
まう。
「起こしに行くって言うたやないですか。」
照れ隠しに少し冷たくに言ってしまうと
目黒「ごめんね、すごい美味しそうな匂いがし
て目、覚めちゃった。そうだ！俺からのこれか
ら暮らしてく上でのお願いなんだけど一緒にご
飯食べない？せっかく一緒に暮らすんだから一
人で食べるより二人で食べた方が美味しい気し
ない？」
「いいですね！ほんなら一緒に頂きます。」
俺の分を運ぼうとしたらこれくらいはさせてっ
て目黒さんが運んでくれた。イケメンや…
二人とも座ったので
目黒、向井「「いただきます！」」
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ひろたんLOVE(プロフ) - 未来さん» ありがとうございます！コメント頂けて嬉しいです。 (2020年4月23日 0時) (
レス) id: fc7e3a6366 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - 面白いです!現実でもこの小説でも康二くんはむくわれて､愛されてほしいですね!!このお話が大好きです｡応援しています(^-^) (2020年4月22日 23時) (レス) id: ae35368d95 (このIDを非表示/違反報告)
ひろたんLOVE(プロフ) - ゆきちゃんさん» ありがとうございます！そして更新遅くなってすみません。出来るだけ早めに更新できるように頑張ります。 (2020年4月20日 21時) (レス) id: fc7e3a6366 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきちゃん(プロフ) - 面白いです！続きがずっと気になってます！ (2020年4月20日 17時) (レス) id: 2e7657af2c (このIDを非表示/違反報告)
ひろたんLOVE(プロフ) - サナさん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2020年4月4日 14時) (レス) id: fc7e3a6366 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひろたんLOVE | 作成日時：2020年3月25日 0時
