ポンコツで天然な超能力者の彼女は僕の許嫁【斉木楠雄のΨ難】 (ページ26)

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ご対面ページ26

扉の向こうには、雨沢さんが立っていた。

久留美「あら～～！Aちゃんじゃない！丁度よかったわ～～！今日ね紹介したい人がいてね～～」

A「いや私は斉木くんに...！」

久留美「ささ！入って入って～～！」

万事休すか......

。

空助「はじめましてだね。僕は斉木楠雄の兄、斉木空助だよ」

A「斉木くんのお、お兄さん...！はじめまして！私は雨沢Aって言います！」

最悪だ。

最悪すぎる。悪夢なら今すぐ覚めてくれ。

空助「そんな緊張しなくてもいいよ。ところで君も超能力者なんだってね」

A「はい！超能力者って言っても、斉木くんみたいに強くはないですけど...」

空助「ふーん......ていうか、名前で呼んでないんだ」

A「え？」
斉木『......』

空助「二人は許嫁なんでしょ？ならお互いの事は名前で呼ぶのが普通なんじゃないのかな」

久留美「それはそうだけど...でもまだ付き合ったばっかだし仕方ないんじゃ...？」

コイツ絶対気づいてるだろ。

本当に探偵とかやればいいのに。

斉木『......』

A「......」

空助「そっか！それもそうだよね！ごめんごめん！二人の仲に割り込んじゃって」

A「......ぜ、全然大丈夫です......」

雨沢さん、目がすごい泳いでるぞ。