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5 Evening drink ページ6

作戦会議が終わってそれぞれ自分の持ち場に戻って行く。
そんな中私は自宅に帰るんだけどね。


赤: A、久々に呑みにでも行かないか?


A: あら、持ち場から出歩いても良いの?


赤: ジェイムズには組織についての話をしに行くと言っている。


A: そう。それなら私のマンションで呑みましょう。明日一緒にここへ戻れば良いんだし。


彼とは恋仲というわけではない。1人暮らしの私の自宅へ招いたところで“そういう事”が起こる事もない。


赤: お前がそう言うならそうしよう。


というわけで2人で私の車が停めてある駐車場へ。

私よりドライブテクのある彼を助手席に乗せるとなかなか緊張する…


赤: なかなか慎重な運転だな。俺ならもう少しとばすな。


ほら、そうやって口出しする。
てかここ一般道ですけど?今70キロ近く出してますけど?(すでに制限速度オーバー)


A: こんなとこで下手にとばして捕まったらどうすんのよ。


赤: それもそうだな。


それから口数の少ない彼とちょいちょい会話をして自宅に到着。



ガチャッ


A: さ、上がって頂戴。


赤: 意外と小さい部屋なんだな。


開口1番にそれかい←


A: 昼間は基本寝てるし、あまり人呼ぶ事も無いのよ。私出かける方が多いし。


赤: ほぉ。相変わらず呑み仲間は多いみたいだな。


A: まあね、仕事の息抜きにはもってこいだし話の出来る友達は必要よ?


手短におつまみを作ってまずはワインのボトルをテーブルに運ぶ。


A: この前、店のお得意様に貰ったのよ。キャバレーでもないのにね。


さあ、久々の晩酌の始まり。

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作者名:リツカ | 作成日時:2016年8月29日 23時

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