21 Armament ページ22
A: 今日、安室透がいるポアロに行ってみる。一応コナン君にも言っておいた。
赤: あまり変なことするなよ?お前は張り切るとたまに空回りするからな。
A: 大丈夫。持つべきものは友達。完璧な防護壁を用意してるから。
そう言って私は女4人グループのトーク画面を秀にチラッと見せた。
カランカラン
梓: いらっしゃいませ。
: へ〜落ち着いた雰囲気で良いわね。
: ここなら久々にのんびり話せそう!
: お腹すいた〜
A: 4名です。
土曜日の正午。やっとの休日。女友達4人で久々のランチってとこかしら。
入り方は大胆だけど全然ナチュラルでしょ?
: すみませ〜ん、注文お願いします。
安: あ、はい!
注文をお願いすると、安室透が私たちのテーブルに。
それぞれ違うランチメニューを注文し食事が来るのを待つ。
A: ねえねえ、さっきの人すっごいカッコ良くない??
: バイトなのかなぁ、次来たら声かけちゃおうよ!!
自然と接触出来るよう話題に出してみる。案の定、彼女らは話に食いつきさっきの一言だけで話はいっきに盛り上がる。
安: お待たせしました。ハムサンドのランチセットです。
: あの、お兄さんバイトなんですか?
安: はい。上の階にいる毛利小五郎さんの弟子として、探偵の見習いもやってますよ。
自らそこまで話してくれるとは…
: 探偵だって。優里香、彼氏の浮気調査してもらいなよ。
: ええ、でもそんな、申し訳ないよ…
安: 浮気調査とかでしたらお安い御用ですよ。
笑顔で言う安室に少し顔を赤らめて結局優里香は浮気調査をしてもらうことに。
これで安室透と私をいたって普通にただの顔見知り程度に結びつけることができた。
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作者名:リツカ | 作成日時:2016年8月29日 23時